さて、自分でつながらないことに気がついてしまったぺたぞうは、レンタルビデオ屋さんから帰宅してから、深夜までプラレール部屋で、いすの上に立って腕組みしていました。
ぺたぞう:「あっちからこう上って…でもここを越えられない…こっちからでも越えられない…」
途方にくれているようです。
しばらく部屋からでてこないぺたぞうを、るきさんは気にしないで漫画を読んでいました。
るきさん:「ぺたぞうさんはこの瞬間によろこびをかんじているのだから、邪魔をしてはいけないのです。」
ベッドに転がりながらもやしもんを読んでいるるきさん。
すると突然、ぺたぞうの叫び声が響き渡ります。
ぺたぞう:「なんだかいけそうなきがする!!」
るきさん:「…詩吟師範代ですか?」
ぺたぞう:「るきさんるきさん、二段重ねの鉄橋を上り終えてからループに移行しようととしてたのが間違えだったんだよ!鉄橋の2階部分をループの一部に組み込んじゃえば、それより上を通過する必要がなくなるんだ!」
るきさん「??」
なんだかわからないけど、きっと問題が解決したのでしょう。
ぺたぞう:「よーし!最後の仕上げだー」
というわけで日曜日午前。
地下プラレールは完成したのでした。
次回はみどころをご解説いたします。

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