なかなか咳が治らないので、なんとなく
しょぼくれた日々を過ごしています。
気分転換に外でランチしてみよう!と思って
今日は半蔵門の「Koujimachiカフェ」へ行って見ました。
食べたのはシーフードサラダランチ、パラパラと薄切りの
蛸さんがあるものの、ほとんどグリーン。葉っぱのてんこ盛り!
これでもか!というほどの葉っぱと、優しい味のコーン
ポタージュ(たぶん豆乳使用かな)、美味しいパンが
2切れ、コーヒー(大マグ)、一口ロールケーキ。
ここは、完全べジメニューもあるので、また来ようっと。
長居しながら読んでいた雑誌に、糸井重里さんと岡村靖幸くん
の対話が載っていて、これが面白かった。
未婚の岡村君と既婚の糸井さん。結婚にあこがれる岡村君と
自分の結婚生活について語る糸井さん。
糸井さんはご存知の通り、再婚で樋口加奈子さんと結婚。
二人は共通するものはほとんどないらしい。
でも、仲良し夫婦のイメージです。
夢でいっぱいの岡村君の理想は「オノヨーコ」みたいな女性。
分かる。
若い頃って(岡村君も年齢はそう若くはないだろうが、中身が
まだ青年なんだね)、自分に刺激を与えて成長させてくれる
ような人が好きになるもんだ。
糸井さんはクリエイティブは男の仕事、クリエイターは
性別はオンナでも中身はオトコだから、君に合う相手
はヨーコさんじゃないだろうね〜、というようなことを
ゆるく語っていた。
糸井さんちは二人とも物を創り出す人だから、あえて
何かをシェアしようとせず、今日何食べる?とか
愛犬のこととか、そういう話はしてもお互いに刺激
しあうような情報交換とか、ディベート的な会話は
絶対しないんだろうな。
中年以降の結婚は、糸井システムが合っているのでは?
共通の趣味とかお互いを高めあうとかさ、
なくてもいいんとちゃうか〜、って何故かゆるく
語ろうとすると関西弁が似合う気がする。
趣味は趣味の友達と盛り上がればいい。
夫婦で同じ趣味っていいようで、お互いの
こだわりがバッティングすると、それが火種に
なって喧嘩になったりするようです。
「そうか、メルセデスの新モデルはすごいんだね」と
車に興味ない私が応じれば
「WINGSのアーカイブか、1万4千円ちょっとで
それだけおまけがついてくれば高くはないね」と
ポール・マッカートニーに興味のない夫が応じる。
「ふ〜ん、そうなんだね〜」というわからないなりの
レスポンスがあればいいのであって、「あ、そ」とか
無言でスルーさえしなければいいのです。
岡村君ももう少しすると、求める女性が変わるのかな?
変わらない人は結婚ではなく、一生恋愛してた方が
いいでしょう。
恋愛のゴールの結婚が幸せとは限らない。
ともあれ、年代の違うオトコ二人の対話、
面白かったです。

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