6月からず〜っと大壁の計画書を出し続けても、体調やら天候に阻まれて、やっと登ることが事が出来たのは先週と今週のみ。今年は計画の遂行率が30%をきっている。
今週はゼロルートって決めて向かったのだが、途中の「トリコニ・ジェードルルート」が気になって仕方がない。
「ちょっと触ってからいくべ!」
これが間違いの始まり。
昔の赤岩本では「ジェードルルート」V級 A1となっているルートで、フリーでY−と書いてある。
私は何年か前に、取り付いてはみたものの抜けられなく、長スリングを鐙にしA1で登ってしまったルートだ。でもshiraishiなら登れるかも?
上から数か所の手掛かりを付けたお助けを垂らし挑戦だ!
しかしいくら時間をかけても歯が立たない。
1ピン目のクリップすら出来ないまま、筋肉が吸い取られていく。
あとで調べてみると、新しい赤岩本では「トリコニ・ア・ラ・メール」5.11aとなっているじゃない。こんなの登れるわけないしょ!
それから大壁に向かったんだけど、今日の気持ちはどん底に落ちてしまっていて何をやってもダメ、簡単に見える岩が怖くってガバ以外は使えない。身体を伸ばせられない。
予定していた「ゼロルート」は気持ちで負け、「漆畑ルート」も取り付きの確認しにいった感じ!
今日は登れない。
佐藤をサクッと登って帰ってきたが、この沢のいいシーズンに、いったい俺たちは何をしにいっていたんだぁ〜?


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