2020/12/15

『366日の西洋美術』  

 こんなタイトルの美術書が昨年発行されました。

  表紙 
   
   クリックすると元のサイズで表示します

  内容の一部     

   クリックすると元のサイズで表示します
    
   クリックすると元のサイズで表示します

 そのことでちょっと前段の話が長くなるかもしれませんが、どうかお付き合いくださいな。

 監修者は瀧澤秀保さんといって、現在軽井沢に住んでいる僕より5,6歳年上の友人です。

 その昔、僕も彼も東京府中市内で美術の教員として勤めていた時に知り合ったようです。ようです・・というのは当時のことをスッカリ忘れているからです。
 僕は多分彼と出会ってすぐ、ここ信州に移ってしまったからだと思います。もう30年近くも昔のことです。彼もその後定年を待たずに、軽井沢に居を移したようです。

 何年か前に、地元で僕が展覧会をやった折に偶然会場に立ち寄った彼と出会い、軽井沢にいることを知りました。

 そしてまたつい先年、佐久市内の大きな病院で、女房の付き添いで院内を歩いていた時に彼にバッタリ会ったのです。
 当時彼は一人で暮らしていて、何か入院した病院の個室でも荷物が多そうで、そこに住んでいるような感じ?でしたので、何だか気になったので、時折メールなどで様子を尋ねたりしていました。彼からも電話をもらいました。その頃はかなりしんどそうな状態でしたね。

 そうこうしていて、今年のはじめに彼から美術の本を出版したから見て欲しいと電話があり、そんな体調の悪い時に作業をしていたのだろうから、軽い本なんだろうなと僕は勝手に思い込んでいました。
 その後しばらくはその本のこともコロナ禍で忘れていましたが、先頃アマゾンから求めてみました。

 届いた本を見て、ビックリ!!

 いわゆる一般の人のための“教養”を目的にした本だと、はじめに述べられていましたが(今、その“教養”とはなんぞや?といった話は置いときましょうね)、その中身は専門の美術家でも、そうだったのか!・・と驚くべき解説の詳しさなのです。

 西洋美術をテーマに、ルネサンスから印象派あたりまでの代表的な名画366点(一日一点という感じで)をとりあげ、絵解きというか、その絵のポイントや造形的にも歴史的な意味をやさしくわかりやすく述べられてあるのです。かなり厚い本です。

 エーッ!あの病気で大変そうだった彼がこんな大仕事をしてたのかと僕は驚き以上に感動を覚え、とても敬意を持ちました。もちろんすぐに手紙しました。

 彼の現在の病気の様子はこのコロナ禍で詳しくはわかりませんが、その後も入退院を繰り返していると聞きました。
 いつかこの本のことで話をさらに伺いたいものと楽しみにしています。

 皆さんも興味があったら、ぜひ見て、読んでみてくださいな。図版だけでも楽しいですよ。“教養”がつくことまちがいなし!!

 ・・・というより解説を読んで「そうか、なるほどそうだったのかぁ・・・」と西洋のさまざまな絵画に、改めてたくさん出会えることまちがえなしですよ。
 外に出られない日にいかがでしょう・・・・

 ・・・・ょう、よう、よう、用、用事がなくとも人とは話したいよね。


★「366日の西洋美術」 瀧澤秀保監修 三才ブックス 2300円+税
6



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ