2019/2/16

ジャストミートに出会った本!  

 バレンタインディの日に、たまたま本屋に寄りました。 

 そこで眼の前の書棚で偶然みつけた新書がありました。それがこの「ゆるカワ日本美術史」(矢島新、祥伝社新書)です。

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 そこには日本の文化の重要なキーワードとして「ゆるカワ」があると、多くの写真を含め、実証的に述べられていました。

 西洋ではより実物に肉薄するリアリズムの追求がアートの目標でしたが、日本にはゆるくて、かわいい美術(“ゆるカワ”と称す)を大人向けの鑑賞物にしてきた長い歴史があり、それが現代になって、アニメ、漫画として実を結び、世界中の人達に受け入れられる様になったのだと。

 その根拠を、土偶、埴輪から、各時代の仏像、中世の絵巻物、近世、近代絵画まで通史とした試みの本でした。

 僕にはもう一つの日本美術史としての豊かさを感じました。まさしくこういう本を待っていたのです。

 これまで一般的には、権威的な造形はたくさんありますが、こうした「かわいい」という親しみやすさや、いわゆるリアリズムの完成度などとは別種の価値を目指した素朴さの具体例に、僕にとっては眼からウロコの気分でした。
 また自分がなぜ土偶や円空、木喰など、またヨーロッパのロマネスク時代のものにこんなにも惹かれてきたのかも、わかった気がしました。

 そして、僕が現在目指して制作している方向に、まさにジャストミートに背中を押してもらえた感じがしました。


 その意味で、何だかわかりませんが、この歳になってバレンタインディでもらえた?!遅ればせながらのプレゼントのような勝手に嬉しい気持でした。
 それで皆さんにもオスソ分け・・・ナンテ・・・・

 ・・・・ナンテ、ナンテ、ナンテコッタ!パンナコッタ!
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