年末恒例の「COUNTDOWN JAPAN 09/10」に家族4人で仲良く行ってまいりました。
しかし家族でロックフェスってどうよ?
ROCKってもっと偏屈で凝り固まって個人的なものじゃなかったっけ?
ROCKって体制に立ち向かう音楽で、その体制の最たるものが「親」だったりするんじゃないの?
な〜んてね、オッサンはそう思っていました。
ライブはちょっと見を含めて、
・PUFFY
・頭脳警察
・Perfume
・奥田民生ひとり股旅
・筋肉少女帯
・木村カエラ
・佐野元春 & THE COYOTE BAND
・坂本龍一
・くるり
・ユニコーンの順に観てきました。
ユーミンがくるりと一緒に演奏したり、大西ライオンが筋少のステージに出たりのサプライズがあったり、頭脳警察や佐野元春、坂本教授のベテランたちに圧倒されたり、トリのユニコーンまで楽しい時間はあっという間でしたが、特にギター一本で唄う民生師匠のステージが印象的でして、
中でも最後の先日亡くなったフジファブリックの志村への追悼の意味であろう「茜色の夕日」の涙ながらのカバーは、歌の持つ圧倒的な力をまざまざと見せつけられましたわ。
それはそれはもう、会場内は皆、涙、涙の涙腺決壊状態でして、もちろんこれにはフジファブリックの大ファンの娘たちも号泣、
家族一同もらい泣きです。
しかしこのフェス、実にバラエティに富んだラインナップで充実しており、この自由度こそがフェスの醍醐味でしょうが、これがROCKと聞かれれば・・・。
ROCK!ROCK!ってオッサンうるせぇんだよ!こだわってんじゃねえよ!って声がフェスを心から楽しんでいる娘たちの笑顔から聞こえて来そうでしたが、
最後の最後にこのフェスのタイトルを出口で確認したら、
「COUNTDOWN JAPAN 09/10」って書いてあるじゃないですか!
ありゃりゃ、フェスのタイトルにROCKなんて一言も書いてねえの。
こりゃまた失礼いたしました。

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