「暮らし力がなくなる日」,近藤典子著
近藤先生からのメッセージ.
暮らしの中の様々な状況についての明快な回答,
分かりやすい解説.
いろいろ考えさせられました.
結局,これまで暮らしついてだれもきちんと取り組んでいなかったんですね.
近藤先生,ここに切り込んだんです.
まさに暮らしの最先端技術だと思いました.
伝統的な手法,過去のアプローチは参考になっても,
そのまま現代に通用するわけでもありません.
しかし,原理原則はいつの世にも共通です.
過去を否定することなく,それを糧としてさらに生活環境の提案にとどまらず,
生きる活力を呼び起こす,
余人の追従をゆるさない取り組みがあるからこそ,
カリスマなんですね.
納得.
漠然と暮らしている人,常にいろいろ頭を使っている人.
この差です.
仕事も同じゃないでしょうか.
自分は研究者の端くれですが,
頭をいつも使っているかどうかの差が,
ある瞬間にはっきりと見えるときがあります.
アー,知識が足りないと思うときがっくりくるし,
いいアイディアが浮かぶとうれしくなります.
歳のせいか,最近なかなかアイディアがまとまりません.
常に考えてはいるのですが,
過去の経験に足を引っ張られているなーと.
人生,「かきくけこ」.
詳しくは一読あれ.
サラリーマンこそ読むべし.
今月は時代小説3冊とこの1冊.
専門書は正月に1冊斜め読み.あーあ(^^;

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