広島,長崎に原子爆弾が投下されて60年が過ぎます.
その間,核爆弾は世界中に拡散してしまいました.
被爆国家という名前の下に平和を声高に主張しても,
聞く耳を持った国はないようです.
今,核を保有している国々が,
北朝鮮に対して開発を止めろと言う会議が開かれています.
しかし,これほど矛盾したことはありません.
免許を持っていて,過去に大事故を起こした人から,
危ないから免許を取るのを止めろと言われているようなものです.
しかも,大事故をなんとも思っていなくて,
悪いのは被害者の方だと言っているような人と同じです.
アメリカは神を信じるいわゆる保守波が力を持つ国家,
一方の北朝鮮はは根拠のない個人崇拝国家であるにもかかわらず,
武力しか信じていないところは,似たり寄ったりですね.
人類は,言葉を介して文化,文明を発展させてきましたが,
人類の中の人間の本質はちっとも進化していないことが,
良く分かります.
韓国にも拉致された人が日本人以上にいるというのに,
自国の繁栄を継続させるためになのか,
すっかり及び腰になっているのは理解できません.
太陽政策とは,全てを白日の下にさらけ出すことかと思ったら,
日陰は見ない政策なんですね.
ロシアなんか,ほとんど関心も無いのではないでしょうか.
中国も北朝鮮に対して影響力を維持しつつ,
崩壊されて,難民がなだれ込んできても困るとの思いと,
これをクリアしないと自国の人権問題にも影響を及ぼしかねないと
思っているのではないでしょうか.
そして,わが国日本.
全く蚊帳の外です.
しかし,正論を主張し続けることが重要です.
言わなくなればそれで終わったと思われてしまいます.
戦後処理の問題,靖国問題で60年経っても言われているのですから,
これからもずっと言い続けなくてはいけません.
冷静に,着実に.
経済制裁もやってみればいいのにと思います.
1国が行っても効果がないと言うのはたやすいですが,
それだけの気概を国際社会に見せてやらないと,
なめられっぱなしの日本では若い人の志気も上がりませんよね.

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