夢から覚めて 現実に備えなさい
あなたは見つめなくちゃいけないの
あなたの周りにいつもあるもの
そしてあなたはそれに気付いていない
ほんのささやかな日常で、いつも包み込んでくれてるもの
これがあなたのホーム
あなたの安らぎを壊す敵が何なのか もうわかっているはず
あなたが本当に求めているもの
親愛なる人
これがあなたのホーム
もう決して道を見失わないで
失ったものを取り返すの
これがあなたのホーム
大学時代の親友(AV女優 兼 風俗嬢 兼 焼肉屋店員)の結婚祝いにと思って作った曲。
の、つもりが、何よりも自分のための曲になってしまった。
彼女も複雑な家庭環境で育ち、本人はあまり気にしていないが、
男性関係、そして家庭を持つことに対し、おかしな価値観を持っている。
血のつながりがある人間だけじゃない、家族を失ったからこそ気付けたのかもしれないけど、
"HOME"ってものは全ての生き物にとって何よりも大切であり、
そして、自分で創り上げることができるものだと思う。
たとえ今ある"HOME"をふいに失ってしまっても、それで終わりじゃないの。
ちゃんと周りを見回してみれば、友達だったり仲間だったり、自分を包み込んでいてくれる存在が、必ずあるはず。
なければ、これから出会っていけばいいだけ。
でもそんなの、人に言われたって中々気付けないの。
自分で気付かなくちゃいけないの。
朝起きたらちえちゃんがボケっとテレビを見てて、メグから「暇ーー」って電話がかかってきて、日に日に増えていくメンバーと夜通しカラオケして、重いまぶたをこじ開けながらスタジオに行ってJONNYのメンバーとキャッキャ言いながら良い曲作って、帰国来日の激しい外人友達と酔っ払ってはじけ飛んで、家に帰ると相方が仕事に行く時間で、頭の中では大好きなロックがグルグル回ってて、時には幸せな気分で、そして時にはこの世の終わりかと思うくらい落ち込みながら、布団に入る。
相方、友達、JONNY、そしてCDだったりテレビから流れてくる音楽、それら全てが、今のみおの"HOME"です。
誰も血がつながってないよ。でもみおの"HOME"。大切で仕方ないの。
だから、この『HOME』って曲は、大事な曲です。
今では、この曲を捧げたいなぁと思う人が、いっぱいいる。

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