第42回「南木倶楽部全国勉強会」(第127回大阪読書研究会)レジュメ
南木隆治(みなきたかはる)
近未来日本の可能性
〜朝鮮半島、東アジアの5 年後と我が国の目覚め〜
(はじめに)陛下が「即位正殿の儀」で「日本国憲法に従い」ではなく「憲法に従い」と仰ったこと。
キムジョンウンの最新情報。白頭山を韓国と共同開発した事について、父の金正日まで批判。気持ちが高ぶっている。年末までに、何かあるかもしれない。
さて、『令和』の始まりと共に、世界史の新しい局面が始っている。これから数年間激動の時代。現在「戦争」は進行中である。今度は「戦勝国」として次の時代を迎えたい。
現在は、東アジア「冷戦」の最終場面。チャイナ共産党崩壊まで行かないと次の時代は始らない。半島は北によって統一される。その統一朝鮮は、必ずチャイナではなく、日米の側につく。韓国の「GSOMIA」破棄で「予想外」と大騒ぎになったが、トランプ大統領も、安倍首相も、怒ったり、困惑したりの振りはする事はあるかもしれないが、実際は全て予定通りに事が進んでいるだけと見抜くべき。
トランプ米大統領が今月10日、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任したこともその一環。北朝鮮やイラン、アフガニスタン、ロシアなどとの外交政策を巡る見解の相違が理由と説明。
令和元年 10月23日(水)
於 一般社団法人政経倶楽部連合会
南木隆治(みなきたかはる)
近未来日本の可能性
〜朝鮮半島、東アジアの5 年後と我が国の目覚め〜
(はじめに)『令和』の始まりと共に、世界史の新しい局面が始った。これから数年間激動の時代になる。現在「戦争」は進行中である。今度は「戦勝国」として次の時代を迎えたい。
現在は、東アジア「冷戦」の最終場面。チャイナ共産党崩壊まで行かないと次の時代は始らない。半島は北によって統一される。その統一朝鮮は、必ずチャイナではなく、日米の側につく。韓国の「GSOMIA」破棄で「予想外」と大騒ぎになったが、トランプ大統領も、安倍首相も、怒ったり、困惑したりの振りはする事はあるかもしれないが、実際は全て予定通りに事が進んでいるだけと見抜くべき。
トランプ米大統領が今月10日、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任したこともその一環。北朝鮮やイラン、アフガニスタン、ロシアなどとの外交政策を巡る見解の相違が理由と説明。
* 私は唯物論者では無いので、本年五月以降『天皇の祈り』は倍になっているから、我が国は急成長期に入っていると思っている。
ラグビーも『ベスト8』まで進んだ。我が国はどんどん強くなっていく。
* 我々日本人には皆、戦国時代の歴史が常識としてあるのだから、今、世界は戦国時代なのだと思えば、世界情勢の分析など、本当に簡単。「戦後」になっても、世界も、人間も、何も変わってはいない。
@ 全てのものの「状態」は、一人一人の人生も、人類のあり方や、宇宙の意味にまで、連動している毎日の天気も、ある日の出来事も、偶然の出会いもすべて連動している。全ての場所が「宇宙の中心」である。いつも言う事だが、「例え孤独に、洞窟の中に閉じ込められて死んでいかねばならない運命の人であったとしても、本当は孤独じゃない。その人が考えた事は必ず人類全体に伝わっている。」唯物論では、何も本当の事は分からない。なぜ、「発明」は世界同時なのか。昔からカール・グスタフ・ユングなどはこのことを繰り返し述べている。
A 世界は激動期に入った。「近未来・日本の可能性」について、我々は主体的に、真剣に考えるべき時。「青写真」が1000枚くらいあって良い。「戦略的に」それを考えている国民がたくさん出現する状態を作らねばならない。 トランプ政権は、新たに、インド・太平洋地域で、台湾、モンゴル、ニュージーランド、シンガポールの4つの国と新たに連携を強化すると6月1日に米国国防省が発表したが、そのシナリオどおりに進んでおり、ついにアメリカ資本をチャイナから引き上げるようにトランプは宣言した。既に戦争状態であると見なければならない。
B 香港に「人民解放軍」が入れば、来年にもチャイナ共産党の崩壊はありうる。しかし、その場合は「東京オリンピック」はできなくなるだろう。
C そこまで急激に事態が進まない場合。激動の中心は朝鮮半島になる。北によって統一された半島は、短距離核ミサイルを持ったまま統一される。(韓国軍のクーデターの可能性はゼロではないが。)
ただし、ピョンヤンにアメリカの軍事顧問が常駐する状態で。そのとき韓国はもう存在せず、米軍も半島にはいない。このタイミングで、我が国は必ずNATOの事を徹底的に国民に啓蒙して、アメリカの核シェアを実現すると共に、その1年後の核武装をやり遂げてしまわねばならない。
英国、フランスを除く、NATOの主要国が皆、アメリカの核をシェアしていることをほぼ全ての日本人が知らない。
D 重要な国内世論の形成について。我々は上記のシナリオを良く分かっていないといけないが、大多数の国民には「38度線が対馬海峡まで下がる。大変な国難だ。憲法改正を早くして国軍にしなければならない。戦後最初に我が自衛隊が交戦する相手は、韓国軍になるかもしれない」と覚悟を持つように啓蒙しなければならない。確かにそうなる可能性があるのだから。しかし真の我が国の目標は、38度線を鴨緑江まで押し上げる事、統一朝鮮を北京に対峙させる事である。トランプ・安倍戦略がそこにあると見抜けなければ何も分からない。また、その状況で初めて「拉致問題」も解決できると思われる。
E 「日の丸行進」を5年以上もずっと続けていること。毎月、大阪の御堂筋の定点観測ができる。大阪の高校生は「国旗」、「国歌」になじんだ。少し前とは大違い。
F 消費増税はこれで終わり。もう上がる事はない。「冷戦」ではなく「熱戦」が始まったり、ニューヨー株が大暴落したら今後は、上げるどころが下げなければならなくなる。今後の下げ余地を作ったという点で「国力」は増したと、考えたいと思う。何事も長所と、短所を両方見て、長所にベクトルをあわせるのが良いと思う。
G 安倍首相は「軍事」「外交」以外はもうほとんど対応できない。「財務省」「文部科学省」「外務省」は本当に根深い「外国勢力」とのつながりがあると私は思う。「首相がその気になったら何でもできる。」と言う意見があるが、それはある一瞬だったらそうだが、それを継続はできない。麻生氏と「はだしのゲン」の事。今になって思う事。ある意味で「国際的な力関係」はまだ、この段階で我が国が突出して強国になる事を望んでいないと思われる。
H「MMT理論」の正しさについて。通貨について、自分で考えてみよう。「東方見聞録」の事。アメリカのドルは何によって担保されているのか。昭和20年8月15日以後も、相当長く、国民党軍の「軍票」よりも、敗戦国の日本の「軍票」の方が価値があり、それより更に「朝鮮銀行券」が圧倒的に価値があった。
I 日本人が(我々が)もしも今のチャイナの支配層「共産党」を任されれば、本当はチャイナにはアメリカをしのぎ、世界史を新しい次元にもっていける可能性があった。共産党の幹部が全員、適正な給与以外の全ての財産を地方振興の為に放棄して、寄付し、都市住民と、田舎の住民の戸籍の差別を5年以内に撤廃すると宣言し、大規模な内需振興政策に転換することだった。 外国への投資をやめる、もちろん「南シナ海」への軍事進出など狂気の沙汰なので、すぐに撤収する。国民所得のあまりの格差を是正し、全国民にチャンスを平等に与える。こういった事は本当は統一国家であれば、為さねばならないことであった。もちろん現実のチャイナは、そうしないからこそ現在のチャイナになった。我が国はこのことを田中角栄内閣の頃にやった。
J 上皇陛下と憲法の関係。上皇陛下はすでに憲法と、あらゆる法律を超越するご存在であると思える事。
昭和天皇が「再軍備の必要性を述べておられた事の最近のNHK報道」について。
K 縄文文明と日本。竹田恒泰氏の「検定不合格 中学歴史」はすばらしい。
L 経営者と、労働組合について。「フジ住宅」には労働組合がない。しかし、職員の健康と、人権を守る事に関して「不動産業界」で一位。全国全上場企業中トップ5社のみが受ける事ができる総務大臣賞を受賞している。「株主資本主義」と、そうでない資本主義。日本資本主義の可能性は「フジ住宅」にヒントがある。10月31日の裁判に注目。岸和田と私。本日『政経倶楽部』来させていただき、大阪の経済を左右できる皆様とご縁いただけた事はきっと大きな意味あると思う。関西、西日本の意味と東京。国家的重要事項は西日本で決まる。これからも同じ。 門脇朝秀氏のこと。
精神がいかにして物質をつくるかは謎だが、この宇宙は「精神」によって設計され、生み出されている。どこかの次元で、精神と物質は一致しているのかもしれない。「思考」は一瞬で宇宙の果てまで届く。(宇宙論的な説明)未来から見て、我々はうまく行ったのだ。だから今存在している。ホログラム宇宙論。(、宇宙物理学の現在と、世界像。「情報」の本質について。宇宙は「情報」(精神)だけかもしれない。インターネットと、「イデアの世界」。この世界が仮想現実であることを示す証明式
M 脳梗塞からの完全復活に関して。「ゆっくりできない事は早くしてはいけない。」
N 我が国の本来の姿は「不文憲法」。幕末まで「大宝律令」が機能していた。前に有るものを全て壊さずにやってきた。「日本国憲法」も根こそぎ無くなる事はないだろう。 日本人は書かれたものより深い世界が有ることを無意識の内に知っている。ここが「契約社会」ではないところ。そしてその次元が「世界の課題」解決には必要。
O (推薦する書籍)
「検定不合格中学歴史」(令和書房)竹田恒泰氏
「太平洋に消えた勝機」(光文社)佐藤晃
「米中新冷戦の正体」(ワニブックス)馬渕睦夫・河添恵子
「MMT現代貨幣理論入門」(経営科学出版)三橋貴明
「隠れていた宇宙」上下(ハヤカワ文庫)ブライアン・グリーン
「なぜ中国は日本に憧れ続けているのか」(SB親書)石平
「中国大崩壊入門」(徳間書店)渡邊哲也 (以上本日持参)
「奇跡の復活」(中部日本教育文化会)堀尾憲市
( 書物以外で )。この世界が仮想現実であることを示す証明式 https://www.youtube.com/watch?v=Ftpz8mQiYnQ
以上