令和元年6月22日(土)
第40回『南木倶楽部全国勉強会』(第125回大阪読書研究会)の報告。
令和元年年6月22日(土)、令和になって最初の『南木倶楽部全国勉強会』は31名の方のご参加を賜り、(私を含め32名)、写真のように皆様熱心に私の話を聞いてくださいました。
有り難うございました。
この日、「大阪以後」という言葉が出来るほど、世界の変化は激しくなるかもしれないとお話しました。トランプ大統領が「板門店」で、キムジョンウンと会うなど、世界史は急速に動き始めています。安倍首相はそつなく会議を纏めましたが、世界史の「マグマ」の噴出を、まるでマグマが無いかのように、大阪会議終了までは、「安倍トリック」で何とか世界を纏めました。首相と、大統領が十全に相談した上でのシナリオだったと私は思います。どの国もそうですが、我が国は特に時間稼ぎが必要です。世界史の流れの中で、我が国独自の問題を解消しながら、逆に世界史の主流に躍り出なければなりません。その最も重要な事項は「核シェア」、及び「核武装」を実現する事です。
本当は今「戦争中」なのに、日本国民だけが「平和」だと思っています。
本当はそうでない事も国民の大多数は分かっているが、そういう振りをしないと、平穏に生きていられないような国家に我が国はなってしまっています。
朝鮮半島は、北によって統一され、核完全放棄などできるわけがありません。
短距離核だけはきっとアメリカは保持を認めるでしょう。
その代わり、アメリカの軍事顧問団がピョンヤンに常駐する。
私はずっと以前からこのシナリオを言っていますが、今もそうなると思っています。
安倍首相にはトランプはその事を言っていると思います。ムンジェインは何も教えてもらっていないでしょうが。
そして、これはアメリカが我が国を裏切るのではなく、わが国の為にしてくれるプレゼントでもあります。
我が国は遠からず、NATOの主要国がそうであるのと同じように、アメリカの核シェアをし、追って核武装するにいたるでしょう。
国際情勢の変化が劇的なほど、我が国の国民は国内体制が大きく変ることに順応しやすいと言う特徴を持っています。
我が国は、激変の前日まで、「太平」の方が良いのです。
安倍首相はそう考え、そう読みきって活動していると思います。
以下、6月22日(土)南木倶楽部全国勉強会の様子です。
写真は河村保美子様のフェイスブックから頂戴しました。
河村様。有り難うございます。
また、6月22日(土)南木倶楽部全国勉強会ののレジュメは
http://minakiclub.livedoor.blog/archives/11823884.html
にPDFファイルでアップされているので、ご活用ください。
以前のレジュメもアップしてあります。
http://minakiclub.livedoor.blog/archives/11823884.html
に掲載されている、PDFファイルと同文です。
『推薦図書』については、この日、特に
T「韓国のトリセツ」(ワニブックス)西村幸祐著 を、
また前回に引き続き
U雑誌「マタニティ・ヨーガ通信」の中に紹介されている
「奇跡の復活」(中部日本教育文化会)堀尾憲市著
を詳しく皆様にご紹介しました。
レジュメ 南木隆治
(はじめに)(令和になって最初の南木倶楽部勉強会)令和元年年6月22日(土)
第40回「南木倶楽部全国勉強会」(第125回大阪読書研究会)前回に引き続き「大宅由人」君(智道由善信士)の霊よ安かれ。黙祷。大宅君は前々回の「南木倶楽部勉強会」の司会をしてくれました。皆様の供花への御礼。「日の丸行進」の時の思い出など。本日は妹様の大濱康世様が参加してくださっています。
* 「日の丸行進」がどんどん良い感じになっている。石黒さんと、皆さんのおかげ。5年位前ともう全然ムードが違う。
* 東アジア冷戦の最終場面。我々の本来のあるべき姿はどういう状態なのか、各自が自身を深掘りする必要あり。「憲法」は我々の中にはじめからある。
* 5月16日にあった第14回目の『フジ住宅裁判』傍聴への御礼。
@「大阪サミット後の世界」に向けて世界は動き始めている。
我が国の大多数の国民は「平和ボケ」の極みの状態。「香港」の若者の1000分の一の危機感も感じられない。マスメディアも、国会も、劣化の極みにある。しかし、優れた若者は育っているか、あらゆる点で格差は広がっている。
東アジア冷戦が終わる日、ある朝起きてみたら世界が違って見えてくる体験をきっと多くの国民がすることになるだろう。
A 朝鮮半島情勢。習近平と、キムジョンウンの運命。全てはアメリカ、トランプ政権が軸。
チャイナ共産党一党独裁は必ず終わる。そしてチャイナは分裂する。必ずそうなる。
トランプ政権は、新たに、インド・太平洋地域で、台湾、モンゴル、ニュージーランド、シンガポールの4つの国と新たに連携を強化すると6月1日に米国国防省が発表している。アメリカのチャイナ包囲網はどんどん強化されている。
B 香港の200万人デモはこのアメリカの力を背景にできた事。我が国での正確な報道や、解説はほぼゼロ。
C 市場の動きなどを見ていても、「大阪以後」世界は変ると思っている人はすでにたくさんいる。
もしかしたら「大阪」と言うコトバは「歴史の分水嶺」の代名詞になるかもしれない。
それほど今月末のG20大阪は重要。
D 安倍内閣をどう見るかについて、私は繰り返し言っているように、安倍首相は軍事を本当に良くやっている。そのために犠牲になっているそれ以外の事柄はたくさんあるが、そこをどう解釈するかで、安倍内閣への評価は大きく変る。軍事と外交は内閣しか出来ないが、内政は国民自身が頑張らねばならない。はっきり言って、現政府は内政を犠牲にして、軍事と、外交をやらざるを得ない。軍事と、外交を疎かにすれば、それだけで一瞬で国を奪われるから。
E 大阪の運命について。大阪は益々一つの磁場、激動する磁場の中心のようになって行く。
もしかしたら一度滅茶苦茶になるかもしれない。
F サイコパスについて。
G「親の子供に対する体罰禁止法」について。
H 上皇陛下と憲法の関係。上皇陛下がすでに憲法と、あらゆる法律を超越するご存在である事。
I グローバリズムの行方を決めるものは何か。アメリカ、そして日本。
J 縄文文明と日本。何故天皇制度は我が国にだけあるのか、何故こうなったのか。
K「フジ住宅裁判」。「フジ住宅」には労働組合がない。しかし、職員の健康と、人権を守る事に関して「不動産業界」で一位。全国全上場企業中トップ5社のみが受ける事ができる総務大臣賞を受賞している。「株主資本主義」と、そうでない資本主義。「フジ住宅裁判」の応援は、単に「ヘイトスピーチ規制法」悪用防止の運動ではなく、「グローバリズム」や、「株主資本主義」ではない、「従業員を最も大切にする事を目指す経営」を実際に行い、それを評価されている企業である事。運命的に関係している事。
L「運命」とは「共時性」であり、「宇宙プログラム」である。岸和田と私。
M 身体の健康と、心の健康。再度、脳梗塞からの完全復活に関して。
「ゆっくりできない事は早くしてはいけない。」
N 日本国家も「健康」でなければならない。「日本語」で理解できないような事は疑った方が良い。そして日本語にできない事は最終的に無力なので、恐れる必要はない。大きな心で日本人は世界を包んでしまうことが出来る。世界は、世界を見たものの通りに現れる。鳥には鳥の世界があり、虫には虫の世界がある。我々はどういう世界を見たいのか。
O「令和」は「國體」の甦りの時代。我が民族、国家の本質は縄文時代以来失われていない。
「平成」は一言で言えば「停滞」。前々回から申しあげたように、我が国はこれから大発展する。なぜなら、五月以降『天皇の祈り』が倍になっているから。
P 我が国の本来の姿は「不文憲法」。幕末まで「大宝律令」が機能していた。前に有るものを全て壊さずにやってきた。「日本国憲法」も根こそぎ無くなる事はないだろう。 日本人は書かれたものより深い世界が有ることを無意識の内に知っている。ここが「契約社会」ではないところ。そしてその次元が「世界の課題」解決には必要。
Q「消費増税反対」→ 漫画『私立Z学園の憂鬱』 人口問題は若者を豊かにすれば解決する。
R 再度、世界情勢。朝鮮半島が北によって統一されるシナリオは少しも変っていない。「第三次世界大戦」が現在進行中と考えた方が良い。
半島を統一した朝鮮は満州の半分くらいを統一したがるだろう。核は持ったままだ。アメリカは北朝鮮の核の全面廃棄は出来ない。「新高麗共和国」は北京まで届く核を持ったまま「連邦国家」として成立する。
このとき、我が国にアメリカの核シェア、そしてその1年後の核武装国へのシナリオが初めて実現する。全てはそこに向って進んでいる。これを言っているのは多分南木だけ。チャイナが滅亡し、この戦いを日米が制して、そのあと、米国が徐々に弱体化すれば、順番はいやでも日本に回ってくる。そのときの準備をしなければならない。
S 「大東亜戦争」に勝っていたら、何をしなければならなかったのか。将来「新国際連合」の常任理事国に我が国は必ず成らねばならない。
現在起こっている世界現象は、我が国にとって「最良」の状態である。
*『フジ住宅』裁判の事。次の裁判は7月18日(木)14時。大阪地裁堺支部。傍聴券抽選には13時30分までに裁判所へ。
* (復習・人類の未来)未来から見て、我々はうまく行ったのだ。だから今存在している。
(復習)ホログラム宇宙論。(マンダラと宇宙の設計について。空海の直感の凄さ。両界曼荼羅・胎蔵界曼荼羅・金剛界曼荼羅)。(再再度、宇宙物理学の現在と、世界像。「情報」の本質について。宇宙は「情報」だけかもしれない。
インターネットと、「イデアの世界」。
この世界が仮想現実であることを示す証明式 https://www.youtube.com/watch?v=Ftpz8mQiYnQ
* 上記の事と関連して、先日、「インターステラー」(2014アメリカ)と言う映画を見た。その中に、意識が4次元以上の世界に行ったときに、この世界がどう見えるかを視覚化している「未来の人類」についての映像を始めてみて興味深かった。「霊界」の話のようでもあるけれど。監修は、ホーキングと並ぶ超一流の理論物理学者キップ・ソーン。映画の出来が良いとは言えないが。
(推薦図書 アンダーラインは超重要。)
(今強く推薦する書籍)T「韓国のトリセツ」(ワニブックス)西村幸祐 U雑誌「マタニティ・ヨーガ通信」の中に紹介されている「奇跡の復活」(中部日本教育文化会)堀尾憲市 V「令和への伝言」(別冊正論)産経新聞社 W「横浜市がつくる会系を選んだ理由」(産経新聞出版)今田忠彦 X「感ビジネス」(角川ソフィア文庫)松岡正剛 Y「世界謀略白書」(ダイレクト出版政経部門編)丸谷元人 Z「花と火の帝」(講談社文庫)隆慶一郎
(推薦する書籍。)】@「大東亜戦争 失われた真実」(ハート出版)奥本康大 A「日本にリベラリズムは必要ない。リベラルと言う破壊思想」(KKベストセラーズ)田中英道 B 「美しき日本の残像」(朝日文庫)アレックス・カー C「観光亡国論」(中公新書)アレックス・カー D「上皇の歴史」(中公新書)本郷和人 E「太平洋戦争の大嘘」(DIRECT)藤井厳喜【南木が繰り返しお勧めする名著】@「隠れていた宇宙」上下(ハヤカワ文庫)ブライアン・グリーン A「太平洋に消えた勝機」(光文社)佐藤晃 B「スープの手ほどき」(文藝春秋)辰巳芳子 C「ツキの大原則」(現代書林)西田文郎 (その他)「日本再興戦略」(DIRECT)藤井厳喜 西尾幹二 以上