森小弁が理想の楽園を作ろうと明治25年に移住し、春島(ミクロネシア連邦チューク諸島ウエノ島)の酋長の娘と結婚、歌謡曲の「酋長の娘」や絵物語『冒険ダン吉』のモデルとされ、現大統領はひ孫にあたる。またミクロネシアはパリ講和会議で日本の委任統治領となった大小607の島嶼と環礁からなる島嶼国家で、戦前は満州の「陸の生命線」に対して「海の生命線」と呼ばれ、第二次大戦中は日本海軍最大の前線基地であった。しかし、昭和19年に米機動部隊の奇襲を受け、商船置き逃げ事件を起こし商船の墓場となっている。冷戦後は中国が経済援助を強化し政治的影響を高め、日本の安全保障上にも問題を提示している。島々に残る戦火の足跡を辿りながら、戦史や地政学、国際問題などが理解できるツアーにしたいと考えております。(平間洋一)
潟Aースウエイ(歴史散歩友の会) 担当:山田
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南木倶楽部の皆さまへ
私と一緒に帝国海軍最大の前進基地であったトラック島への行きませんか。
期間は10月19日(日)から22日(水)の3泊4日です。
旅程の細部についてはPDFをご覧下さい。
日本の敗戦後に南洋群島(マリアナ・カロリン・ミクロネシア諸島)に5の島嶼国家が独立しましたが、
これらの国家は第一次世界大戦後のパリ講和会議で、日本の委任統治領となった島々で、
戦前は「海の生命線」と呼ばれ軍事上重要な島々でした。
一方、これらの島々は飛び石作戦を遂行する米国にも艦隊の前進基地として重要で、
上陸作戦を展開する適地を偵察するため、エアハート事件やエリス中佐事件などを起し日米関係を悪化させて来ました。
今回訪問するのはグアムとミクロネシア共和国のトラック諸島とグアムですが、
トラック島には明治25年に土佐藩士の森小弁が理想の楽園を作ろうと移住し、
酋長の娘と結婚、歌謡曲の「酋長の娘」や絵物語『冒険ダン吉』のモデルとされ、
現大統領はひ孫にあたり、パラオ諸島にも日系の大統領がおり、日本の文化が残る親日的な国々でした。
しかし、最近では中国が経済援助を強化し政治的影響を高め、日本の安全保障上にも大きな問題を提示しております。
島々に残る日本統治時代の遺跡や戦火の足跡を辿りながら、戦史や地政学、国際問題などが理解できるツアーにしたいと考えております。
旅行代金が22万8000円と一寸、高くて申し訳ありませんが。ご一緒しませんか。
平間洋一