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2009/10/17

半島を出よ〈下〉 / 村上龍  読書

半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫) / 村上龍

2005年に、2011年を想定して書かれたこの問題作を、2009年に読む。
ここに書かれている事は非現実的な事ではなく、十分なリアリティをもって、問題提起してくる。
その傾向は、上巻より顕著だと感じた。

孤立する日本。
経済が破綻した日本。
無策で過去のしがらみから抜けられない政治。
北朝鮮の恐怖。
職を失った人々。
社会からはみ出てしまった人たちの地下活動。
独裁的な社会と、自由だが(いや本当は不自由かもしれない)どこにも向かう事の出来ない社会が、接点を持とうとし破綻する。

極度の緊張が張りつめ、最後は爆発する。

そしてその現実が、僕の住んでいるすぐ近く(徒歩10分)を拠点として書かれている事で、そのリアリティさが増加する。
シーホーク、地行中央公園、ドーム、国立病院機構九州医療センター。

政権交代した日本はどこに向かうべきなのか?自分でも考えてみたい。

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