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2006/8/31

Electric Ascension(Rova/Orkestrova)  CD/DVD(Music)-Report

Electric Ascension

Coltraneが高らかにフリー宣言したあのアセンションを題材にしてROVAという
SAX-QUARTETとオルタナ系(?)の錚錚たるゲストミージシャンが1時間以上の壮絶なライブパフォーマンスを繰り広げるというとんでもないCD(本家の感想はこちら)。

全体的にはあの雰囲気をしっかりと再現している。テクニカルなのにエモーショナル。暗いのに楽しくなるのは何故?何度聴いてもありえないテンションの高さにのめり込んでしまう。もう2週間聴き続けているのだ!

ギターが凸凸としたフレーズとノイジーなフィードバックを使い分けトランス状態に陥る。リバースディレイ?をかけた様なエレクトロニクス音がタイムトリップを起こす。ソプラノサックス(この奏者の音色とフレーズが大好き)にバイオリンが妖艶に絡む。バイオリンとバイオリンがのこぎりと火花を連想させる一方、ドラムスが荘厳に響きわたる。もちろん各サックス奏者は僕の日頃のうっぷんを晴らしてくれるのに十分な昇天ぶりなのは言うまでもない。そしてやってくるのは集団即興である。この展開が実にスリリングでとても快感なのだ。

エンディングも素晴らしい。あの混沌のテーマで一気に激しく上り詰めた後、管の息使いとエレクトロニクス音の余韻が、静寂と美の世界を提示して曲は終わる。素晴らしさを象徴する大きな歓声と拍手。圧倒的な感動!

混沌で無調和でノイジーな音に全く拒否反応なく聴ける方で、複数のサックスの奏でる不協和音に興味のある方は是非聴いてみて欲しいです(^O^)

このCDにも参加していて僕の尊敬するミュージシャンの一人である大友良英さん自身のblogで演奏の意味を若干マイナスに捉えているけれど、正直言って日本でこういう演奏の企画があったらまじで参加したい。
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