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2011/8/6

インプロヴィゼーション―即興演奏の彼方へ/デレク ベイリー  MusicDiary

インプロヴィゼーション―即興演奏の彼方へ/デレク ベイリー (著), Derek Bailey (原著), 竹田 賢一 (翻訳), 斉藤 栄一 (翻訳), 木幡 和枝 (翻訳)

並列処理のため相変わらず、読書も時間がかかる。
そして読み終わった時は達成感と引き換えに内容はあまり覚えていない。

でもこの本は最初から最後まで連続して読んでも楽しいが、
ページをぱっとめくって目につく場所だけ読んでも、色々な示唆的な言葉が含まれている。
試しに3箇所ほど引用してみよう(本当に適当にめくったページから引用しています)。

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本人たちの間で既知のことがらとして確立された要素は、他のものと比べても劣らないほど、新しいものの進化をうながすのに役立つ背景を提供してくれるのじゃないだろうか。(エヴァン・パーカー)

即興演奏が事前の予測や心がまえも一切ない、まったく即席のできごとだという誤解である(デレク・ベイリー)

展開しているものを聞いて自分なりの加わり方をさぐることもできる。もちろん、その展開を壊そうとする方向でやることもできる。貢献と破壊、この二つの目標が考えられるね。(アンソニー・ペイ)

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難解な言葉も多いが、聞いた事のない音楽をまだまだ探しつづけたいという欲求も圧倒的に得られる。
そしてますます即興演奏を続けて行こうと思っている。

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かなり前にこの本を買っていたのに、読んでいない本も沢山あるため本棚に眠っていたのですが、エレクトリックバイオリン奏者の勝井祐二さんがツイッターで「即興演奏をする/しようとしていている人は全員、デレク・ベイリー先生著「インプロビゼーション」を読むべきでしょう。本当に。」と書かれていて、やっと読み始め(6/12頃)、そして、やっと読み終えた(8/5)。

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即興演奏についての僕の思うところを。

練習すればするほど即興演奏は難しくなる。しかし、練習しないとそもそも楽器を演奏する事ができなくなる。そのバランスに気を遣います。

でも、僕にとっては、楽器の練習をする事以外に、即興演奏に結びついている事は沢山ある。
仕事、家庭生活、展示を見たり、本を読んだり、ネットで情報を見つけたり、ネットでたわいもないぼけとつっこみを入れたり入れられたり、勉強をしたり(プログラムであったり、統計であったり、これからは福祉の事が加わるはず)、政治の事を考えたり、社会の事を考えたり、エネルギーの事を考えたり、猫で癒されたり、ビール飲んだり、妻と喧嘩したり仲直りしたり、老若男女関係なく意見かわしたり。。。。。
ありとあらゆることが、僕の即興演奏を形成しているのだと思う。

人は毎日、即興しながら生活している。

既成概念にとらわれたり、脱却したりしながらこれからも、表現は続けていきたいのだ。



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