タオ人間医学

2006/5/8 | 投稿者: マルセタロー

最近は読書の傾向がちょっと偏っておりまして、俄かに東洋モードに入っています。その火付け役は謝明徳(マンタク・チャ)氏の一連の著作です。たまたま東洋医学のコーナーで立ち読みしまして、ハマってしまいました。ここでは「タオ人間医学」のリンクを貼っていますが、その他にも「気内臓療法」「鉄布衫功」「タオ性科学」「五行帰一」等の本が翻訳されていまして、そのどれもが非常に興味深い内容です。しかし、どれも医学書というか、専門書のノリで結構なお値段だったりするんですが・・。最初は図書館で借りて読もうかと思いましたが、読み始めるとどれも手元に置いておきたくて、結局購入してしまいました。

ちょっと話は横道に逸れますが、京都の図書館はかなりショボイです。知り合いに大阪の府立図書館をよく使われている方がいるんですが、聞いているとあちらの方が使い勝手も蔵書量も相当上です。京都の府立図書館は平安神宮のすぐ近くという、緑に囲まれたなかなか良いロケーションにありますが、蔵書のほとんどが倉庫に入っているので、受付でその本を出してもらわないといけないので、そもそもその本の存在を知らないと、手に取ることが出来ません。ですので本との偶然の出逢いがなかなか無い訳です。しかも私がよく読むいわゆる精神世界系や宗教系、武術系は蔵書量がイマイチでして、インターネットから蔵書の検索は可能なんですが、検索してもガックリくることが多いです。

しかもついでに書いておくと、ネットから予約できないお粗末さで、建物は立派ですが(税金の無駄遣いさを感じるバブリーな作りをしています)、お役所仕事だよなぁと行くたびに思ってしまいます。あと、市立図書館でも府立図書館でも寝てる人がやたら多い。机やソファで熟睡している人を見るたびに、仮眠室か雑魚寝する部屋でも作った方がいいんじゃないかと思ってしまいます(っていうか「寝るんやったら、家で寝ろよ!」と本当は言いたい訳なんですが…(^^;)

話を戻しまして、謝明徳氏の経歴ですが、タイ出身の中国人の方です(1944年生まれ。ご両親が中国人)。幼少の頃から仏教式の瞑想やムエタイ、太極拳等を学ばれ、その後、香港で過ごされた学生時代に本格的にタオの老師に師事されて、小周天などのタオの技法を習得されました。また20代以降はシンガポールやタイで別の老師に師事されて、クンダリーニヨガや気内臓療法、少林・内勁法等の伝授を受け、またヒーリングエネルギーの背後にあるメカニズムを深く理解するために、西洋医学と解剖学も専門に学ばれています。その後、ヒーリング・タオ・システム(後にユニーバーサル・タオ・システムに改称)として技法を確立され、タイにセンターを設立。1979年にはニューヨークにもセンターを創設され、現在では世界中に広がりを見せています(ちなみに一連の著作はアメリカで出版された英語の本で、「タオ人間医学」の日本語訳の監修は帯津良一氏がされています)。

もともと私は高藤聡一郎氏の著作で仙道や気功に興味を持ったくちですので、この手の本も何冊か読んでいますが、その中でも謝明徳氏の著作はそのわかりやすさ(ココ強調!)と、内容の深さは今まで読んだ中ではダントツです(お値段も…)。この手の関係では、東洋文庫に入っているアンリ・マスペロ著「道教」や、人文書院からでているR・ヴィルヘルム著「黄金の華の秘密」も読んでいますが、かなり高尚な感じでとっつきにくく、説明も抽象的です(大滝秀治風にいうと「おまえの話はつまらん!」と言いたくなるような…)。しかし、謝明徳氏の著作は打って変わって、やたらと?わかりやすく、その技法体系・説明が理路整然かつ具体的です。

本の内容を本当にざっくり書くと、小周天や内笑瞑想、六字訣といった技法の説明といえますが、その中でちりばめられている知識が結構驚くようなものが多いんです。最近、他の本でEMDRに関する内容を読んでいましたから「マインドと目のつながりに関する」箇所を読んだ時には「やっぱりそうなんかー!!」と思いましたし、あと松果体と視床下部が北極星・北斗七星と関連づけられているところ等は、私的にはかなりツボだったりしました(これはタロットカードの7番「戦車」とも関係が非常に深いです)。

しかし現在、自室で木刀を振りながら熟読しているのは「鉄布衫功」(てっぷざんこう)という、謝明徳氏の気功に関する著作だったりしまして、これについては後日まとめたいと思います。





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