まだ10年目の学び舎ですが、にいちゃんも高校1年生。
あと2年で学校生活が終わります。
一学年3名しかとらない学校なので、小学部の頃は3クラス。2学年ずつの複式学級で小学部は活動していました。一年先に入学して待っていてくれた母、自分達の1年後に入ってきた母とは、そういうこともあってより親しい存在でいるように思います。おう 脱線脱線σ(^_^;)
一年先に入学してにいちゃんたちを迎えてくれた子達が高校2年生。今日から一週間
職場実習を体験します。大抵は作業所になのですが、数名はクリーニング店や和菓子店で体験させていただくようです。
その所為もあってか、やたらお尻に火がついたような(笑)なんだか落ち着かない、不安な、寂しい感覚が何かをしていた拍子にヒョイと現れてはアタシを困らせています(´ε` )
なんなんでしょうね?この感じ・・・
実習先は絶対あります。心配することはありません。(ただし、実習をさせてもらったからといって卒業後の進路になるかというと、とても難しいというのが現状です)卒業後の進路も、なんとか毎年潜り込んで行っている様な感じできていますから、そんなに心配することもないかなぁ・・・なんて思ったり(甘〜い !! 笑)
そしたら、12年間の生活が変わってしまうことに不安を感じているのかも・・・というところに、もしかして・・・が落ち着いた。
成長して学年があがって、学部が変わって、先生も変わったし、学部が新しくなるたびに友達もまた3人ずつ増えた けれどK附属養護学校という器の中でずっと過ごしてきた。それぞれが自分で考え選択した道の先での結果ではあるけど、ぬくぬくとそんなに闘う必要もなく過ごしてこられた。いい仲間もいっぱい出来た。
卒業後、残念ながら同じ進路にいけることは珍しく。進路が違ってしまうとなかなか親しかった母達が顔をあわす機会がなくなるものだという話もよく聞く。毎日の運転は大変でカウントダウン式で「あと○年・・・」と運転手でなくなる日を心待ちにしているのも間違いないけれど、運転手から始まっても運転手で終わっていたこの長らくの生活がなくなるとどうなるんだろ?などと考えると、嬉しいのかそうでないのか・・・よくわかんないところがある。
一緒に給食指導を受けていた子達の職場実習は、アタシにもいろいろと考えさせるものであるようだ。
みんな頑張っているかな?なんで障害があるあんたたちが高校を卒業してすぐに社会に出ないといけないものかね?緊張してるかな?どこにいってもマイペースでいられてるかな?
来年の今頃は、にいちゃんの番である・・・。

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