昨日のテレビで「エジプト3大ミステリー」なる特番をやっており、ツタンカーメンやピラミッドなどついつい一家三人で最後まで見てしまいました。もともと私は世界史が大好きなのですが、クレオパトラがローマ帝国にエジプト産ワインを輸出してたなどという興味深い内容には驚きでした。
実はもっと驚いたのが青銅鏡。青銅鏡といえば、ヒロキが今、授業で習っている「卑弥呼は中国に那の国王と認められて、王の称号と金印、銅鏡100枚をもらった」なんて出てくる考古学上の必須アイテム。その青銅を、TVでは『でんじろう』先生がマラカイトから銅を抽出して青銅を作り、青銅器を作っていましたが、見てたら、え、青銅って銀色の金属!?なんで? 歴史の教科書や博物館で見る青銅器は青かったので、青銅=青だとばかり思っていました。が、この青色はたんに錆び(酸化)の緑青の青色だったんですね〜。道理で……。
青銅鏡は教科書などでは青く緑青の浮いた装飾面の写真だけを載せていて、鏡面の写真は載せてないので、てっきりあのような金属では鏡の役目は果たせず、何か他の鏡が付いてて、鏡の枠が青銅なのだとばかり思ってました。でも違うんですねえ〜。青銅の鏡は、銀色の光沢のある金属で、それ自体が鏡面のような反射を持つ金属だったんですね。40年(正確には+1年)めにして初めて知りました。ビックリ。
まさに百聞は一見に如かず。
パパはツタンカーメンの何重にも重なった黄金の棺、黄金のマスクを見て、「ねえねえ、あの金はどこから来たの?エジプトで金、出るの?」と聞いてきて、そう言われると???。世界史の本を開いて読み返さなくっちゃ。

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