2010/2/9

涼宮ハルヒの消失 考察  涼宮ハルヒの消失

なかなか困りものですね良作というのも。
2回見りゃとりあえずおkと踏んでたんですが、全然足りませんね。
毎日でも見たいくらいです。

てことで今回は感想混ぜつつ私なりの解釈を。
ハルヒシリーズのネタバレだらけなので注意。



「切ない」という感想をたまに見ます。
私的解釈でも最終的にはそこに行き着くのですが、ぶっちゃけ「切ない」の一言では済まないです。
でも「悲しい」というのも少し違うんですよね。
確かに、「切ない」の中に「悲しい」という感情も内包されてますが。

さて、やはり一番解釈のタネになるのは『緊急脱出プログラム』と『終盤の長大モノローグ』だと思います。
キョンは、長門は監視の上で積もり積もったエラーもとい感情を制御しきれずに暴走して世界を改変してしまった、としています。
長門は普通の世界を望み、キョンに選択権を委ねたと。
まぁ普通はこれでいいんですよね。

私的解釈は恋愛観をプラスしたものです。
とりあえず、長門がキョンを好きなのはもう明白ですよね。
消失長門は改変世界とはいえ、ベースは元の世界の長門ですから。
ただ、感情を出すようになっただけなんです。
小難しい話ですが、『感情を持つようになった』とは違います。
元の世界の長門も、基本無表情なだけで感情はありますからね。
本人がそのエラーを感情と認識しているかは別として。
で、長門は自分のキョンに恋する気持ちに翻弄されたわけで。
おそらく、情報統合思念体にしろ機関にしろキョンをハルヒとくっつける方針でしょうから、長門は自分から何かしらのアクションを起こさなければ、キョンとくっつけないわけですね。
(サムデイインザレインはそこに至るまでの布石と考えています)
で、そのアクションが今回の事件というわけです。
ここで、長門はキョンに『長門かハルヒかを選ばせた』とする意見が多いようですが、私は『人間か対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースかを選ばせた』のだと思います。
その質問と『日常か非日常か』の質問は≒で結べますね。

長門からしてみれは、ありのままの自分を受け入れてくれたという事実は嬉しいでしょうが、同時に非日常世界ではキョンとくっつくける可能性が絶望的なわけで。
その辺が「切ない」ということになるんでしょうね。
病院屋上のシーンでの『ありがとう』にはその辺の感情が凝縮されていると思います。
私はこれからも傍観者として窓辺で本を読んでいるだけ、と。
よくよく考えると、『ありがとう』の前のキョンの長いセリフ。
まとめると、『お前がどこに消えようと必ず助けに行く。』ってことになりますが、有希からしてみりゃ好きな人からそんなこと言われたらそりゃぁ嬉しいですわな。
惚れまくりですよ。
まったく、情報統合思念体のせいで傍観者という立場にしかいられない有希が不憫でなりません。
消失って、裏を返せば1人の少女のラブストーリーなんですよね。

というのが私的解釈になります。
……書きながら涙流してる私って、端から見たらただの変人ですね……。
この作品は解釈がいろいろあると思うので、自分なりに考えてみると面白いかもしれません。

しかしまぁ2回目の鑑賞中なんて、長大モノローグの所からずっと泣きっぱなしでしたよ。
主題歌にあそこまで感銘を受けるのも初めてかと……
アカペラにしたのが効きましたね。
有希の独り言っぽくて。
とにかく、アニメ映画史に残る名作な感じがします。

長々と失礼しました。
8




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