大ショック。
塾で持ち上がった6人。
それに9月からの新規受講生3人を加えて9人。
一学期が半分終わったところで入ってきた「転校生」で
定員いっぱいの10人になった。
試験対策なので、漢字はもちろん、作文や読解など宿題が多い。
宿題が多いとは、それを採点する先生も大変なんだけど、
そんなこと、生徒は知らない。いいけどさ、知らなくて。
文法も、教えたい。使えるようになってほしい。
その一心で、テキストもなく、先輩も参考資料もないままに
何とかする。時々、大やけどをする・・・
第6講が終わったところで、来学期の継続希望調査票を配る。
大体は継続希望してくれるし、最初から「わからない」という
学生には、こちらも気をつけて対応している。
が、今回、今まで2年と1学期、いっしょに勉強してきていた学生が
まさかのギブアップ。
表向きは「通学に片道2時間かかるから、その時間がない」というのだが
本当は、きっと違う。
「片道に2時間かけてまで通う価値のある授業じゃない」といいたいのだろう。
そうなんだよな。彼女の不満をうすうす感じてはいたけど、
まじめで、成績のいい、大人しい学生ということもあり、
宿題のフィードバックも少ないまま、なんとなく次の週に。
第一回目の時に、お母さんが付き添いで来て「今年度いっぱい
がんばって、来年はお休みしようと思います」と言っていた時には
もしかしたら、彼女の心はもうくじけていたのかもしれない。
「あーしてあげればよかった、こうしてあげたらよかったかも・・・」
と、帰り道、後悔が頭の中をぐるぐるする。
全く、失恋した気分だよ。
本当に教師とは片思いの職業だよ。切ないな。

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