ツイッターで知り合った方にこんな立派な結晶の
黄鉄鉱を頂き、自分自身で取りに行きたくなった。
行ったのは、関東で一番有名な有名な秩父の大黒鉱直下
の河原。さすが有名産地、岩も真っ赤に染まっている。
秩父鉱山を散策した後。9時に行くと既に掘っている
親子連れに会う。話をすると砂金を取りに埼玉から来た
そうだ。昨日は樋口辺りで数個の砂金を取ったらしい。
男の子と一緒に河原を歩くと、すぐに黄鉄鉱が見つかる。
試堀跡があったので、一緒に覗いてみる。
鐘乳石のように垂れている。
少し三角ホーでグリグリとやったら、折れてしまった。
Fさんに使い方の悪さを指摘されたばかりだったのに。
男の子のお父さんはただ見ているだけ。男の子は私から
見てもセオリー通りの適切な場所を掘っている。
結局黙々と3時間ほど掘っていた。私が小6の時にはいったい
何をしていたろう?すごい集中力だ。将来は学者か博士だな?
盤があり、いい場所なので私もパンニングしてみたが、
重石ばかりで一向に出ない。
メガネで見ると深い穴があり50cmを超える深さまで
きれいに掘ってある。既に連休中に誰かが入った後なの
だろう。カッチャなしでは、これ以上やる気にならなかった。
帰りは、群馬から来たご年配の二人組に声をかけられる。
黄鉄鉱の大きな結晶が欲しいようだ。ここでは難しいこと、
我々も2−3mmのものしかなかったことを伝えた。
群馬中の鉱山を回っているようで、リストにチェックが
入っていた。こうゆう目的を持った石探しの老後も楽しい
だろうなーと思う。
その後二瀬ダムに行き、子供達とダムカードをゲット。
帰りは大滝温泉に入り、終了。今日も楽しい一日だった。
・追伸
重石はこんな感じ。雲母なら飛ばせますが、これが
黄鉄鉱だと、苦渋以外何者でもありません。
