私の母は大脳皮質基底核変性症と言う10万人
に2人という原因不明の難病で亡くなりました。
初め手が震え出し、さらにふらつくようになり、
その後腕、足と動かなくなり、最後は全身が麻痺
した状態となり、息を引き取りました。
しかしながら、もう一人同じような症状で亡くなった
方を、私は知っています。
2人の共通点は、長年に渡り「シンナー」と呼ばれ
る溶剤を使い続けた事です。
「もう少し控えめに使ったら?」と言うのも聞かず、
彼はマスクもせずに仕事の機械の清掃のためと、
ジャブジャブと多量のシンナーを使っていました。
母もレザークラフトの講師をしており、私が子供の
頃から染料を薄めるために、毎日近づくとフラツキ
そうな匂いの中で、換気もせずに皮工芸を作って
いました。
シンナーなどの溶剤は、揮発性が高く、体内に入り、
脂肪と結びつく事で、神経細胞に悪影響を与えます。
二人共徐々に神経がシンナーに侵されていったの
だと思います。
塗装業等、シンナーを使われる方は、少量でも
換気とマスクは、必ず行ないながら使用してください。
将来、家族を悲しませないためにも。。。