MFJ259Bはいろいろな機能があるが、アンテナ測定
程度にしか使用されていない方も多いのではないか?
という私もその一人なのだが、コンデンサの測定も
できるようなので少し使ってみた。しかしながら、
650Ωを超えると測定不良となるので、使いづらい
し、なによりも、どの周波数で計ってよいのやらよく
わからない。
しかも、あやしげな測定コードなんかを付けたものだ
から、オープンで、すでに13pFぐらいの容量を持
っている。どうにか、簡単なうまい測定方法がないか
と考えてみた。自我流なので高価な測定機器をお持ち
の方は、ぜひ追試をお願いしたい。
1)信頼できそうな100pF程度のシルバードマイ
カコンデンサー等のコンデンサを測定端子とアースの
間に並列に噛ませる。
2)キャパシタンスモードにして、オープンの状態で
低い周波数から徐々に上げて行き、500−600Ω
、3M前後で100pFになるところを探す。
(測定コードの容量は無視する)
3)測定するコンデンサを挟んで測定する。表示した
値から100pF(並列に挟んだコンデンサ分)を差
し引いた値が、測定したコンデンサの値となる。
※この方法なら400pF程度までなら、100pF
のコンデンサを使う(差し引くときにわかりやすいの
で100pfにしましたが、少々大きくてもOK)だ
けで、そこそこの精度で測れそうです。お試しあれ。
例:68pFのセラミックコンデンサを測定
