きょう3月21日は春分の日。
札幌の日の出は5時38分でした。明るくなるのが早くなってきました。
東日本大震災から10日経過しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被災されたかたにはお見舞い申し上げます。
3月20日の記事
【滝野観測所その1】からの続きです。

1985年9月1日、旭精光のアスコSE260P型赤道儀の搬入です。
特別な計らいで、赤緯部分を省いて極軸のみ購入しました。
このあと、内装工事を自分達で行い、いよいよ開所式を迎えます。

10月27日、仲間大勢と開所式を行いました。
(翌年に天文ガイド誌4月号の表紙となりました)
フォーク部分は、天文ガイド編集部スタッフ製作によるもの。
フジノン15cm双眼鏡を回転円盤に組込み、横にペンタックス12.5cmF6.4EDHF屈折鏡筒を取付けました。

初スケッチは開所式の2日後の1985年10月29日。
76年ぶりに地球に近づいてきた、ハレー彗星です。
1年半後、12.5cmF6.4EDHF屈折の眼視性能では満足できなくなり、12.5cm屈折は知人Uさんに譲りました。新たな機材は下の画像をご覧ください。
1987年2月1986年12月に購入した、
西独ツアイス社製カールツァイス・イエナ社製18cmF10マクストフカセグレン望遠鏡です。
かなり期待した18cmマクストフですが、星像がかなり甘く、欠陥品として返品となりました。所有期間は僅か3ヶ月の短命でした。
以下、
【その3】へ続きます。
【2015年2月16日:記事訂正】
当初、記憶を基に記事を書きましたが、当時の書類で確認したところ、ツァイス18cm望遠鏡の購入日とメーカー名が間違っていたので訂正します。