9月1日17時現在、宮古島の天気は曇り。曇りとはいっても日差しがあって青空も少しあります。
日の光があるので、久し振りに室内の温度が30℃を超えました。

1日13時に撮影した観測所です。
晴れることを願って、16時からドアを開けて室内の暖気を外に逃がしています。
最近、天文ネタがないので、天体撮影時の失敗談をひとつ披露します。

これは7月21日2時20分に撮影した、くじら座の銀河NGC157です。
実はこのNGC157は、テンペル第2彗星を撮影しようとして間違って撮影したものです。
事情はこうです。
テンペル第2彗星の予報位置の近く、くじら座のイオタ星をまず50cm反射で導入しました。彗星の光度は9〜10等程度の予報でしたので、50cm反射を使えば楽々見えるはず。ということでイオタ星からは50cm反射140倍で直接覗きながら掃天してみました。
するとまもなく10等ほどの星雲状天体が視野に入ってきたので、これがテンペル第2彗星だと思い込み撮影したのが上の画像です。
彗星のイメージは尾っぽがあって夜空をスーッと横切っていくイメージがありますが、実際の彗星のイメージはボーッとした星雲状で、恒星の間をほんの少しずつ移動していきます。
撮影してみて、「ありゃ、渦巻き銀河だ。間違った!」ことに気が付きました。撮影前に位置をきちんと確かめれば間違いに気がついたはず。実際のテンペル第2彗星はNGC157から東北東へ約0.9度離れた位置にありました。
この後に改めてテンペル第2彗星を導入して撮影しました。(テンペル第2彗星の画像は7月21日のブログに掲載済みです)
きちんと確かめなかった私の失敗談ですが、滅多に見ない銀河を写せたんだから良しとしました。