1月5日(火)の早朝5時前に起床。少し薄雲があったものの、1時間ほど自宅屋上で月面観望をしました。
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月齢20.5のお月様です。北を上にして掲載。
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冬場の札幌にしてはそれほど大気の揺らぎが大きくなく、拡大撮影した74枚の静止画をスタック処理してみました。ピントの合わせ方が少し甘かったようです。(汗)
撮影データです。
口径15cmF7.3屈折望遠鏡、ED1.5×エクステンダー、XW20mm接眼鏡、コンデジLX7によるコリメート撮影。
露出1/400秒、感度ISO800、コンデジの焦点距離162mm相当、合成焦点距離13,400mm相当。
気温マイナス10度。1時間近く観望し、5時50分に屋上から撤収。
東の空が少し明るくなってきました。
1月5日、札幌の日の出時刻は7時06分です。実は、札幌では1月4日前後が最も遅い日の出時刻になります。
冬至のころの12月21日前後が最も遅い日の出時刻になると思いがちですが、実際は2週間ほどずれます。
冬至からずれてしまう理由は、「均時差」という現象のためです。
「均時差」についての詳しい説明はウィキペディアなどに譲ることとしますが、大雑把に書くと、
(1)地軸が地球の公転面に対し23.4度ほど傾いているため、太陽が黄道上で一様に進んでも赤経の増加は均等に進まないこと。
(2)地球の公転軌道が真円でなくほんの少し楕円のため、地球の公転速度は軌道上の位置によって微妙に変化すること。
以上の理由で「均時差」が生じます。