小学校6年生のYちゃんから、ペン回しの部品を作ってと頼まれました。
iP201214
ジャンクボックスにあった直径14mmのアルミ丸棒を旋盤で加工しています。
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同じものを2本作ります。
指で持っている箇所の直径は9.0mm、少し太い箇所の直径は11.4mm、長さ60mm、重さ11gです。
現物合わせをする9mm径の部分は1/1000という極めて微かな勾配(テーパー)削りをしています。角度にすれば僅か0.06度ほどのテーパーです。
Yちゃんが製作過程を見たいというので、ママと一緒に来宅。
加工の様子を見てもらいました。
加工終了後、外径11.4mm内径9.0mm長さ200mmほどのプラスチック製円筒パイプに組み入れたところ、総重量が26gになり少し重かったようです。
加工済みのアルミ棒を16mmだけ切断し、総重量を23gになるようにしました。

Yちゃんは帰宅後、すぐにゴムキャップをはめて完成させたそうです。
私が加工したアルミ部品は、左右の両端に内蔵されています。
重さとバランス的に、オールラウンドの大変良いものができたとのこと。
よかったね、Yちゃん。