6月7日に外合となった金星が、7月中旬ごろから夕方の空に見え始めました。
7月22日(金)に金星が見えるかどうか確かめてみました。金星のすぐ左上に水星も見えるはずです。
10倍40mm双眼鏡を使い、19時30分に西の低空に金星と水星が確認できました。残念ながら、この日は撮影していません。
2度目の挑戦は7月24日(日)でした。
金星の明るさは-3.9等、水星は-0.5等です。日没後どの時点で金星と水星が見え始めるか観察してみました。
19時05分 太陽高度-0.3°金星高度+7.0°10倍40mm双眼鏡で
金星を確認
19時10分 太陽高度-1.0°金星高度+6.1°裸眼で
金星を確認
19時19分 太陽高度-2.6°水星高度+6.8°10倍40mm双眼鏡で
水星を確認
19時34分 太陽高度-5.4°水星高度+4.3°裸眼で
水星を確認
81040400RUCAT
19時24分に撮影した金星です。金星の高度は+3.8°
10倍40mm双眼鏡の6.3度の視野内に金星と水星が同時に見えたので、金星と水星を同時に写そうとしましたが、光度差と薄明の明るさで両星同時に写せませんでした。
画像の左上に水星が光っているはず。でも写っていません・・・。
200mm望遠レンズ、SV42mm接眼鏡、コンデジLX7によるコリメート撮影。露出1/2000秒、感度ISO400、合成焦点距離330mm。
81040453RUCAT
19時35分に撮影した水星です。水星の高度は+4.1°金星は写野外で地平線近くの雲に隠れてしまっています。
200mm望遠レンズ、SV42mm接眼鏡、コンデジLX7によるコリメート撮影。露出1/320秒、感度ISO400、合成焦点距離330mm。