2014/6/30
カツオの漁法について 旋網(まきあみ)漁 季節の話題
昨日(6/29)中之作港にカツオが初水揚げされたことをお伝えしましたが、昨日入港したカツオ船は旋網(まきあみ)漁の運搬船です。カツオ漁は一般的に一本釣りが良く知られていますが、現在は旋網による漁獲が大半を占めています。そこでカツオの旋網漁について説明することに致します。

カツオ旋網漁は船団を組み、海面近くをカツオの群れを巨大な網で囲い込む漁法です。地域によって船団の組み方に違いがありますが、太平洋側では主に、魚群を魚探船(灯船)2隻、網を積んだ本船が1隻、獲った魚を運ぶ運搬船2隻といった計5隻で1船団を作り漁をすることが多いようです。

漁探船・網船・運搬船がそれぞれ役割をもって行動し、3〜5隻が1船団となって多種多様な魚を漁獲します。
@魚の群れを見つけると、網船は素早く群れを巻きます
A本船と網船が連携して、網を絞りこんで巻きあげます
B漁獲した魚を運搬船に積み込みます
C運搬船は、ただちに魚市場に向かい水揚げします
◎漁探船(灯船)= 常時、沖で魚の群れをさがしている船
船の大きさ:約60トン〜100トン 乗 組 員:約10名
◎網 船 = 漁探船と沖で行動を共にしていて、魚の群れを
発見したら網の端を持って円を描くように移動
しながら群れを絞りこんで漁獲する船
船の大きさ:約100トン〜300トン 乗 組 員:約10名
◎運搬船 = 漁獲した魚を積込んで、魚市場に運搬して水揚げ
する船
船の大きさ:約180トン〜350トン 乗 組 員:約8名
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カツオ旋網漁(写真提供:ブログ 明日何釣りにいこ?)

カツオ旋網漁は船団を組み、海面近くをカツオの群れを巨大な網で囲い込む漁法です。地域によって船団の組み方に違いがありますが、太平洋側では主に、魚群を魚探船(灯船)2隻、網を積んだ本船が1隻、獲った魚を運ぶ運搬船2隻といった計5隻で1船団を作り漁をすることが多いようです。
旋網漁説明図

漁探船・網船・運搬船がそれぞれ役割をもって行動し、3〜5隻が1船団となって多種多様な魚を漁獲します。
@魚の群れを見つけると、網船は素早く群れを巻きます
A本船と網船が連携して、網を絞りこんで巻きあげます
B漁獲した魚を運搬船に積み込みます
C運搬船は、ただちに魚市場に向かい水揚げします
◎漁探船(灯船)= 常時、沖で魚の群れをさがしている船
船の大きさ:約60トン〜100トン 乗 組 員:約10名
◎網 船 = 漁探船と沖で行動を共にしていて、魚の群れを
発見したら網の端を持って円を描くように移動
しながら群れを絞りこんで漁獲する船
船の大きさ:約100トン〜300トン 乗 組 員:約10名
◎運搬船 = 漁獲した魚を積込んで、魚市場に運搬して水揚げ
する船
船の大きさ:約180トン〜350トン 乗 組 員:約8名
