2012/1/9

松送りの日(火)雑感  
昨日(1月8日)早朝、蜂の住む地域での松送りが行われました。漁業が盛んだった一昔前は、正月飾りや古い縁起物やダルマ、お札(ふだ)などが山のように積まれて早朝の空をまっ赤に焦がし、老若男女が大勢集まる荘厳な行事でした。今年の松送りをみると、来る人の中に若い人はほとんど見られず、燃える火も身の丈にも達しません。一時代の終焉らしきものを感じましたが‥‥。

何となく淋しげな松送りですが‥‥
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 松送りが行われている場所は、3.11の津波が押し寄せた場所です。津波被害を受けた漁協の製氷工場の無残な姿がまだそのまま残っています。正月明けから取り壊しが始まるようで、取り壊し用の重機が置かれていました。

松送りの場所 (昨年3/12撮影)
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 午前6時から始まった松送りも、今年は日曜日と云うこともあり、人の出足が鈍いようです。午前6時55分、日の出を迎えました。今年の元旦は曇り空で初日を見ることが出来なかったので、蜂にとっては実質的な初日の出となりました。松送りの炎越しに昇る太陽が希望の陽にも思えました。

松送りの炎の向こうに太陽が昇る
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 この火の管理をしていたのが地元の消防団員です。何となく淋しげな松送りですが、少数ではありますが地元の伝統行事に関わっている若者がいるのです。この若者たちが消えそうな伝統の火を後世に伝えてくれることに期待したいと思いました。しかし、「期待するだけで良いのか?」と云う気持ちも抱きました。第一線を退きつつある私たち団塊の世代が、積極的に若者たちに働きかけ、地元の文化や伝統を伝えて行くことも、これからやっていかなければならない、もう一つの仕事のように強く感じました。

松送りの火を管理する地元消防団
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