2011/1/25

原曲の楽譜発見 あおげば尊し  童謡唱歌こぼればなし
今朝(2/25)の朝刊に『あおげば尊し楽譜発見19世紀米国の歌、同じ旋律』と題した記事が載っていました。この曲は長年作者不詳とされていましたが、米国で19世紀後半に初めて世に出た『SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL』の旋律が同じであることを一橋大名誉教授(英語学・英米民謡)の桜井雅人氏(67)が発見したという記事でした。

今朝の新聞記事(福島民友新聞)
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 桜井氏は10年ほど前からインターネットなどで、欧米の古い音楽教科書や賛美歌を集め、唱歌と照らし合せ調査するという手法で小学唱歌集の原曲の研究を続けています。

 『あおげば尊し』の原曲とみられる歌は『SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL』(直訳:学校教育の終わりのための歌)です。卒業で友と別れるのを惜しむ内容の歌詞で、メロディーは『あおげば尊し』と全く同じで、4部合唱で書かれています。桜井氏は米国で1871年に出版された『THE SONG ECHO』という本に収録されているのをネット上で見つけました。 作詞はT・H・ブロスナン、作曲者はH・N・Dとなっていますが、どのような人物かは不明とのことです。

発見された譜面(左)と桜井雅人氏(右)
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 『あおげば尊し』が発表される以前の日本では、まともな音楽教育制度がありませんでした。西洋音楽から大きく遅れを取っていた当時の日本は、欧米諸国に追いつけ追い越せとばかりに、アメリカのボストンから音楽教育で実績のあったメーソン(Mason, Luther Whiting/1828-1896)を呼んで、彼の指導の下既存の西洋音楽の中から日本人に親しみやすい曲を選び、そのメロディーに日本語の歌詞を付けて、日本の音楽教育「唱歌」の教材としました。こうして明治時代に生まれた唱歌の一つが、この『あおげば尊し』なのです。明治17年(1884年)発行の『小学唱歌集 第3編』に載っています。

 『小学唱歌集』に掲載された西洋音楽としては、『蛍の光』『アニーローリー』『夏の名残のバラ/庭の千草』などが有名です。なお、『仰げば尊し』はスコットランド民謡ではないかといわれていました。音楽教育史の研究者などが唱歌の原曲を解明してきましたが、これまで『あおげば尊し』は見つかっていませんでした。日本語の歌詞は文部省の『音楽取調掛(とりしらべがかり)』の担当者3人が合議で練り上げたとされています。

『あおげば尊し』



『あおげば尊し』かつては卒業式でよく歌われいましたが、現在はあまり歌われていないようです。しかしアイドルグループ『AKB48』のヒット曲『10年桜』ではメロディーの一部が使われています。


AKB48の『10年桜』イントロ(前奏)部に使われいます



参考記事:朝日新聞社の速報ニュースサイト asahi.com
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2012/3/11  11:32

投稿者:iza snowdrop
http://blog.livedoor.jp/itadaku_eigo/archives/6610053.html#comments
こちらからの拡散です

We part today to meet, perchance, Till God shall call us home;
And from this room we wander forth, Alone, alone to roam.
And friends we've known in childhood's days May live but in the past,
But in the realms of light and love May we all meet at last.

Farewell old room, within thy walls No more with joy we'll meet;
Nor voices join in morning song, Nor ev'ning hymn repeat.
But when in future years we dream Of scenes of love and truth,
Our fondest tho'ts will be of thee, The school-room of our youth.

Farewell to thee we loved so well, Farewell our schoolmates dear;
The tie is rent that linked our souls In happy union here.
Our hands are clasped, our hearts are full, And tears bedew each eye;
Ah, 'tis a time for fond regrets, When school-mates say "Good Bye."

私たちは今日別れ、まためぐり逢う、きっと、神が私たちをその御下へ招く時に。
そしてこの部屋から私たちは歩み出て、自らの足で一人さまよう。
幼年期から今日までを共にした友は、生き続けるだろう、過去の中で。
しかし、光と愛の御国で、最後には皆と再会できるだろう。

さよなら古き部屋よ、汝の壁の内で、楽しく集うことはもう無い。
朝に声を揃えて歌うことも、午後の賛美歌も、もう繰り返すことはない。
だが、幾年も後の未来に、私たちは愛と真実の場を夢見る。
私たちの最も大切な思い出は、汝、幼き日々の教室となるのだろう。

さよなら私たちがかく愛した汝よ、さよなら親愛なる級友たちよ。
私たちの魂を、幸せなひとつの繋がりとしてきた絆は解かれた。
私たちの手は固く握られ、心は満ち、そして目には涙をたたえ。
ああ、これぞ惜別の時、級友たちの言葉は「さよなら」。


http://www.youtube.com/watch?v=Nu_Uyej_1Do&feature=youtu.be

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