9月15日、久方ぶりにレッスンを受けてきました。
なかなか実りあるレッスンだったと思います。
この3ヶ月、ありとあらゆる試行錯誤を繰り返し、満を持して臨んだソフトヴォーチェ(柔らかな声)でしたが、
「よくなってるけど、もっと前に出して!」
とのことでした。
本人的にはかなり前に出しているつもりでしたが、まだまだ後ろにいたようです。
「それも(その出し方も)ありだけど、表現を広げるにはとにかく前に出して!」
先生は言います。
先生は二つの歌唱法で違いを見せてくれました。
私が歌った歌い方と、理想とする歌い方の二つです。
すると、確かに後者の方が心に迫ります。
柔らかい声ではあるのに、かなり積極的な「攻めの歌い方」です。
先生の声を真似しながら何度もやってみました。すると、
「それ!」
と、言われた箇所がありました。
何の意識もなくひょいと出たラッキーボイスです。
もう一度やってみようとしますが、所詮はラッキーボイス、柳の下にドジョウは二匹いません。
しかし、このドジョウ、MDにちゃんと録音されているはずです。
家へ帰って早速聞き、自分で自分の声を真似してみました。
すると、結構すんなりドジョウが出たのです。
それも、「こんなんでいいの?」と思うくらい‘手ごたえのない声’です。
しかし、録音されたその歌い方を客観的に聞けば、(自分で言うのもなんですが)先生が目指す「素直な声」に聞こえます。
ドジョウが出てきてこんにちは・・・
これかな!?
坊ちゃん、一緒に歌いましょ・・・
私は自分の声を何度も聞き、何度も歌ってみました。
すると、だんだん安定して出せるようになります。
ひょっとしたら・・・
今度こそつかんだかもしれません。
次回のレッスンは10月10日、初レッスンから数えてちょうど4ヶ月目です。
「それ、それ!」
今度こそ先生に言われるよう、二匹目のドジョウ、しっかり養殖して臨むつもりです!
「これかにゃあ?」
「それだっちーの!」
ぎんじろう 5400g
チノ 400g
(いっぱい食べるけど、ちょっと伸び悩みかな・・・)

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