ご心配、本当にありがとうございます。
ご近所を歩いていても、「どう、がんちゃん?」なんて、よく聞かれます。
皆さん優しい方たちばかりです。
今朝、かなりの進展を見せました。
がんじろうのあの詰まっていた鼻がとうとう通ったのです!
ここまでには紆余曲折、試行錯誤、疑心暗鬼・・・ありとあらゆる四字熟語が駆使されました・・・
鎮痛剤、解熱剤・・・病気になって現れる不快な症状を抑える薬です。
治田家の治療方針はこういう薬を出来るだけ使わないということから始まります。
今年の初め、「テイク・フライト」大阪公演のとき、私は猛烈な嘔吐と下痢に襲われました。
それこそ上を下への大騒ぎです。
病院へ行き、点滴を受け、色んな治療薬をもらいましたが、この「体が吐き出すのを止める薬」は使いませんでした。
先生も「もし、しんどかったら・・・」と言う意味で処方してくれただけです。
体が「熱を発する、吐く、出す」などという症状は、病原菌等を他ならぬ体自身が熱で殺そう、外へ出そうとしているのです。
大切なのは元々体が持っている自然治癒力を補助してあげることだと思うのです。
我が家の長毛猫、ふうちゃんは大変なアトピー持ちでした。
体が痒いものですから、かきまくって血だらけになります。
あの美しい長毛が見るも無残になりました。
この痒みを抑える薬、いわゆるステロイドを使うと、一旦は治まります。
しかし、時間がたてばまた元の木阿弥なのです。
そこで我が家はホメオパシー療法を導入しました。
これは「毒を何万倍にも希釈し、それを小さな砂糖粒に染み込ませて飲ませる」というやり方です。
ジェンナーが生み出した種痘法もそんな考え方のひとつです。
天然痘より危険度の少ない牛痘をひとの体に摂取させると(ワクチン)、そのひとは天然痘にかからない、免疫療法の先駆けですよね。
ちなみにジェンナーはこの方法が認知される前自分の息子に種痘して実験した、と伝記等では書かれていますが、どうもよその子だったらしいですな。
ま、ジェンナーもひとの子だったというわけです。
さて、我が家のふうちゃんにはこのアトピー種痘を行ないました。
この療法の特徴は症状が一旦、よりひどくなるということにあります。
目の前でより血だらけになったのを見れば、絶対に止めたくなりますが、ここは我慢の子なのです。
さらには改善まで時間がかかるというのも欠点です。
しかし、根気強い治療のおかげでふうちゃんはとうとう完治しました。
さらさらのロン毛(年も年ですから)とまではいきませんが、あの美しい長毛が蘇っています。
さて、がんじろうです。
ホメオパシー専門家の先生とも相談して、色々な飲み薬、塗り薬を試しています。
「がんじろう基金」仲間、Yさん提供のプロポリスも飲ませました。
これはミツバチが樹液と自分の唾液とで作った、抗菌作用の強い物質です。
ミツバチはこれを巣の内側に塗り、何万匹もいる巣を清潔に保っているのです。
私たちミュージカル俳優も、喉の調子がおかしい時、良く使っています。
Yさんがくれたのはその現物で、巣の壁に塗るものだけあって、まさにニカワそのものです。
プロポリスは今日、抗がん剤としても知られています。
日本ではまだ認可が下りていませんが、ドイツなどではガンの治療薬として認知されているそうです。
今朝、やつの鼻からかなり息が流れておりました。
がんじろうの体を、その生命力を信じて、それを助けていこうと思います。
わたしもひとの子ですから、ついヒヨリそうになりますが、今は我慢の子だと思います。
がんじろうはよその子ではありません、自分の子ですから。
がんちゃん、皆さんに感謝しようね!
「おまえ、まさかガンじゃないよな!?」
「おら、がんですだ!」
「エリザベート東京」チケット、ようやく封筒詰め終わりました。
猫の手は結局、借りずにすみました(笑)。
明日20日、発送いたします。
九州、北海道以外の方は22日、それ以外の方は21日には着くはずです。
どうぞ、お楽しみに!
子ニャンコクラブはとうとうみんな里親さんのもとへ行ってしまいました。
我が家の猫はこれで7匹です。
少なくなったなぁ・・・
と、思ってしまう自分が恐い・・・

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