私のスケジュール表は「能率手帳」というのをもう二十年来つけています。携帯にメモするのも良いのですが、こればかりはアナログが好きです。
大晦日の今日、振り返ってみました。
一月 「信長」於;新橋演舞場
東宝映画「輪廻」公開
二月 「信長」於;松竹座
五月 「エリザベート」於;日生劇場
七月 作演出シリーズ3作目「みにくいアヒルの子」於;ブディストホール
八月 「十二夜」於;中日劇場
十月 「友情」於;博品館劇場
十二月 テレビ朝日「太閤記」
作演出シリーズ4作目“I'm still here”於;ムジカーザ
けっこう頑張りました(自画自賛)!
どれもこれも皆様方に支えられてこそできたと、深く感謝しております。
先日、クリスマスコンサートのとき大変な早替えのシーンがありました。
カーディガンを着たゼペット爺さんが一階で去り、十三秒後、キンキラキンの藤堂勝太になって二階からあらわれるという設定です。
会場のムジカーザにはエレベーターがあり、この中で着替えながら移動すれば、ギリギリ間に合うはずです。
リハーサルではスムーズに行きました。
ところが本番、二階へ行くはずのエレベーターが・・・!!
なんと下に降りたではありませんか!!
「なななな、なんで地下に!!??」
「瞬間湯沸かし器」のはるパパ、もし、これがリハーサルだったらプチプチプチ!と音を立て血管が切れまくっていたでしょう。しかし、このときばかりは・・・
妙に落ち着いていたのです。それどころか、
「ま、ギャグにしちゃえばいいや・・・」
などと、ハプニングを楽しんですらいたのです。
実際、再登場してアドリブかましたら、大ウケでした。
これって、「場数」踏んでるからできたんでしょうね・・・
舞台と言う世界に足を踏み入れてから三十数年、ギャラを稼ぐようになってからは二十数年・・・皆様方に支えられて、ここまでやってこれました。
今回のコンサートで、歌の課題を発見しました。
もっともっと勉強しなくてはなりません。
それは一生続くでしょう。
先日、86歳になる社交ダンスの先生が亡くなられました。
前日まで、しっかり踊っていたそうです。
これから人生を楽しむんだと、マンションも買ったばかりだそうです。
自分がポックリいったこと、あんまり唐突過ぎて「え!?おれ、どうなったの!?」なんて思われたのではないでしょうか。
幸せですよね・・・!
自分も、千秋楽のカーテンコールが終わって(それもまた、司会とかやったりして)、袖に入って「おつかれさん!」なんて言った途端ポックリだったら・・・
いいよねぇ・・・
死んだのが気づかないぐらい勉強続けます!
これからも皆様に喜んでいただけるよう、ありきたりの言い方ですが、地道に努力していくつもりです。
どうぞ、末永い応援のほどよろしくお願いいたします!
皆様あってのわたしです!
住民と一緒の忘年会兼打ち上げ会場にて

左から出張寿司職人Kさん、イベント課長はるパパ、撮影監督Hさん

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