いよいよ本日、千秋楽を迎えます。
今回ほど、もやもやと苦しんだ事もございません。
眠れぬ日々も続きました。
正直、稽古場へ行くことが憂鬱になったこともあります。
一生に一度だけ、胃痛で稽古を休んでもしまいました。
しかし、今、ここへきて思うのは・・・
やって良かったということです。
幕が開けて二日目、事務所の社長が観に来て、こんな事をおっしゃいました。
彼女は業界バリバリの実力者です。
「そりゃぁ、色々あるけど・・・治田さん、いつだって原点に返らなきゃだめよ」
シャーリー・マクレーンがその著書「アウト・オン・ア・リム」で、こう言っています。
「人生に偶然はない。大切なのはその『必然』から、大いなる宇宙の意思が一体何を学ばせようとしているか知る事である」
大いなる宇宙の意思は自分に何を知らせようとしたのでしょう?
ひょっとしたら、舞台そのものからではなく、共演者との、楽屋での何気ない会話から伝えたのかもしれません。
昨日、父親役の水沢さんと深層心理について話しました。
プロのセラピストでもある彼が私にあることをおしえてくれたのです。
かなり、的を射ていてどきっとしました。
共演者の佐藤蛾次郎さんはすごく人に愛されています。
私も大好きです。
こんないい人はいないと、本当に思います。
蛾次郎さんがこんな事をおっしました。
「オレには挫折なんてないよ。いろんな人が助けてくれるもん」
そんな、人生を大いに楽しんでいる蛾次郎さんが、同じく昨日、あるDVDを見せてくれました。
ひとりの成功者がこんな事を言っていました。彼は64歳です。
「自分なんかまだまだ子供です。引退なんて全く考えていません。選んだ仕事は楽しむものなんです。人生にゴールはありません。人生という長い旅を楽しめばいいんです・・・」
ひょっとして、大いなる宇宙の意思は、今回の苦難を通して私に、社長と水沢さんと、そして、蛾次郎さんに会わせたかったのではないのでしょうか・・・
PS
本日中にINFORMATIONをUPします。
今日からコンサートまでの旅、大いに楽しむつもりです!

0