次回作、情報公開です。
「52デイズ」―愚陀佛庵、二人の文豪―
作・演出;石田昌也(宝塚歌劇団)、そして、曲は「キャッチミーイフユーキャン」等でご一緒した作曲家、音楽監督の玉麻尚一さん!!
10人のコーラス稽古で「はるパパ、半音低い!」と聞き分けられる「黄金耳」を持つ男。音楽を知り尽くした男が作るメロディ、今から心躍ります。
舞台は四国松山。とある民家の離れ:愚陀佛庵(ぐだぶつあん)で暮らした夏目漱石と正岡子規。そこで育まれる二人の友情、その52日間を描きます。
この作品の面白いのは、ただの歴史物語ではなく、二人を150年後の現代から覗くと言う二重構造です。
松山のバッティングセンター社長;長嶋貞治。完全に名前負けしている元高校球児。それが私の役。三人のぴちぴちギャル従業員を従え、二人の文豪を、自分たちが抱える悩み、問題と照らし合わせながら、物語を進めていきます。
長嶋は十年前、妻を亡くし、それを契機に俳句と出会います。そして、俳句を通し、正岡子規の生きざまに自分を重ね、自分探しの旅が始まるのです。
あえて吐く下世話な物言い、その裏に潜む深い哲学的な想い。
玉麻さんが作る粋で、お洒落で、ジャジーな音楽、石田さんがもてあそぶぶウィットとユーモアに溢れた台詞、そんな二つのオブラートで愛の物語を包みます。
劇場は「坊ちゃん劇場」。松山の東温市に建つ専用劇場です。
「レスパスシティ」という、ホテル、温泉、ゴルフ、ショッピング、グルメを堪能できる複合商業施内の劇場です。
https://retrip.jp/articles/57063/
公演は2017年1月28日初日、それから、なんと2018年1月8日までのロングラン!
私は初日から一ヶ月、いったん東京に帰り別件をやって、10月から再び千秋楽までの計4ヶ月出演します。
アップテンポのコミカルソングも歌いますが、なんと今回はルバートのアリアも歌うらしい。今、必死こいてソットヴォーチェを学び、準備しています。
お茶目で、エッチで、下世話なのに、愛にいっぱいあふれたおじさん、これまでの人生で五本の指に入る素晴らしい役です。
施設内のホテルに泊まり
http://www.lesp.co.jp/riraku/、露天風呂、グルメを楽しみつつ、ぜひ、ぜひ、観に来てくださいな!!

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