「口笛〜」ようやく全シーンを当たった。
しかし、演出家もおっしゃるように、あくまでデッサン。
細かい色づけはこれからだ!
昨日、ラストシーンで「意外な」演出を受けた。
自分的にはちょっと度肝を抜かれたって感じ。
しかし、勝田さんには信頼を置いているから、とにかく言われる通りにやってみた。すると、ストンと腑に落ちる。しかも、こちらの方が自分の「折れ」よりはるかにスケールはでかい。
おっちゃん、どうも、小さくまとまる傾向がある。
コンビニの冷やしトロロ蕎麦だ。(意味分からん・・・)
キュウリとワカメとトロロがちょろっと乗てっるだけ。
パック出汁かけたら2分でペロリだ。
「キャッチミーイフユーキャン」のときもそう、ありがちな手でまとめようとしたら、荻田さんに大上段から切り崩された。
あん時はトロロ蕎麦の蕎麦抜き。(トロロって言え!)
じじい、いくときゃ、大胆に行けや!
最近、つくづく思う。
台詞は一語一語きちんと喋らないかん!
(めちゃ話題変わっとうで!)
何喋ってるか分からんと、ホント、心が萎える。
(おまえが言うか!)
夏にキツネやってたやんか、相手役ピノキオ、彼女の台詞回しには、時に我を忘れ聞きほれてた。(小此木)マリちゃんってホント、口跡良いよね、しかもあのスピードで!
だから、もらえるんよ、ボールを。
毎回毎回、めちゃくちゃいいパスが来る!
もう、どんだけドリブルしやすかったか!
おっちゃんも謙虚に我が身振り返らな。
感情に流されて、言葉も流されたら、もう最悪。
先ずはきちっと喋れ!言葉さえ責任もって相手に伝えとったら、勝手に沸いてくるんじゃ、感情は!
四季時代の俺を知ってる人・・・今、笑ってるやろなぁ・・・
「おまえが言うか・・・!」だよ、ほんと。
でもね、四季入る前・・・
状況劇場の赤テントで唐十郎さんの芝居、よく観てたのよ・・・
唐さんったら(自分で本書いて演出してるくせに)何喋ってるか、ぜーんぜん分かんない。なのに、開き直ってそんな自分を笑ってる。
でも・・・めちゃくちゃ面白かった・・・
だから、思ったのよ;
台詞なんか聞こえんでも、面白きゃ勝ちだ。
(勝ち負けかい!)
・・・なーんてね。
でも、あれはあくまで赤テント、状況劇場の唐ワールド。
「普通に」ストーリーの有る芝居は・・・台詞は伝わらなきゃ・・・ダメなんじゃあっ!
(・・・今ごろ分かったんかい!!!)
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福井から送られたきたセイコ蟹。(ズワイのメス)
日本海を凝縮したミソ、内子、外子がなんとも美味!
おすそ分けの発砲日本酒;「水芭蕉」で流し込む。
ご常連の猫さん達とカンパイ!
稽古の疲れを癒す、至福のひと時と相なった。
(おまえは吉田類か!)


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