いや、演出家って凄い!
去年から今年、おっちゃんは素晴らしい演出家に導かれてきた。
荻田さん、小池さん、亜門さん、そして、今回の勝田さん・・・
みなさん知識の宝庫、まるでタイタニックの氷山のよう!
(なんでタイタニックやねん・・・)
いえいえ、氷山だから、水面下が凄いのよ、その引き出し!
今回、あたしゃ相当読み込んで稽古に臨んだ・・・つもりだった。だが、あったねぇ、読みこぼしが。
演出家に今、修正してもらっているんだけど、いちいち目からウロコ。自分の読解力の無さにもう、うんざりだよ。
今回の作品、ソンドハイムの曲も素晴らしいが、とにかく本がいい。
「正常と狂気」っていう、一見難しい主題を扱ってはいるが、
「ここは『スタンダップコメディ』なんですよ!」
と、勝田さんが力説されるように、『漫才』みたいなやりとりが随所でキラキラ。
そう、難しいテーマにどっぷり溺れたらお終いなのよ。
哲学者相手のショーじゃない。きゃぴきゃぴの女子高生に「超やばい!」って言ってもらえなきゃ!
「ダブルテンポ」、「ボケ・ツッコミ」、自分が読みこぼした(実はシチュエーションコメディの)シチュエーションに至るまで、勝田さんはとても具体的に指導してくれる。
自分が創った「折れ」と全然違ったりするから、初めはノッキングを起こすが、一度(ひとたび)その演出通りやれば・・・
確かに別の心が流れる・・・!
いや・・・演出家って凄いね!
前にも書いたけど、今回やたら台詞が多く、自分で言葉にメロディーをつけなくちゃならない。
作曲がこんなに産みの苦しみとは・・・
でも、マエストロ勝田の指揮棒通り歌えばいいのだ!
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おっちゃんは今日明日と、やっと休み。
家で二時間準備、稽古場で六時間、一週間毎日走り続けた。身体はくたくた、へとへと、ぼろぼろ、かす・・・
(もうええっちゅうに・・・)
だが、また、部屋に籠もって作曲じゃ!
この役を乗り切れたら、もうひとつ上に行けそう・・・!
いい曲書かなきゃ!!
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19日昼、20日、23日お陰様で完売しました。
チケット売れ行きは好調のようです。
小さな劇場です。どうぞお早めに!
http://star.ap.teacup.com/harupapa/3101.html
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悪だくみ四役人。
平均年齢?
恐ろしくて、とても言えないよ・・・!


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