稽古場情報3
昨日は終演後、新ルドルフ・トンハくんのための入れ替え稽古がおこなわれました。
プロローグから途中「ミルク」を含め最後の「悪夢」まで、アンサンブル、プリンシ
パル、影コーラスに至るまで全員参加の総稽古です。
トンハくん以外は、メイクなし衣装なしでした。ですから、ジャージとTシャツで
「ミルク」等踊ったわけです。
まあ、なんと軽いこと・・・
こんなこと言っちゃなんですけど、涼しくて楽でよかった・・・!
本番は残暑厳しい中、冬物のフロックコートやスーツを着てやってるわけですものね。
ああ・・・いっそのこと「エリザベート」ハワイバージョンなんてあったらなぁ・・・
・・・女官はレイに腰ミノ、重臣はアロハだったりして・・・(笑)
出番のないシーンは客席で観ていました。すると・・・
面白いのです!
帝劇9回の稽古場で観ていたのと全くシーンの存在感が違います!
ルドルフが自殺する「マイヤーリンク」のシーンに至っては、その「妖しさ」が
ぐんぐん押し寄せてきます。美しい照明、素晴らしいトートダンサー!
山口トートがルドルフを追い詰めるシーンでは思わず生唾を飲んでしまいました。
トンハの孤独感、祐さんの圧倒的な存在感、そして、あの氷のような冷たさに
ぞくぞくしてしまったのです。
「ハス」のシーンも心臓をガンガンたたきつけるような強い迫力がありました。
ああ、全部観たい・・・!
いつかこの作品を卒業したら真っ先にチケットを買おう、そう思う私でした。

0