自閉症の息子と共に歩みながら、沢山の仲間や支援者に支えられてきました。そしてきっと、これからも〜
自閉症の息子と出会い《ジヘイショウ》を知りました。様々な出会い、失敗、成功・・・過去を振り返りながら今を綴ります。そして今、私たちの暮らす社会との架け橋になろうと思います。
【登場人物】アイボ:自閉症(カナータイプ) コアカ:アイボの姉 アカギ:父 ハレハレ:母(管理人)
2007/6/30
サークルの仲間とバーべキュウを開催しました。
家のカレンダー(アイボ専用)には、バーべキュウ(おにくたべます)と書いていきましたので、楽しみにしているようでした。
(何度もお肉と確認してきます)
メンバーで分担して買出しをしたのですが、うちはお肉当番で前日の冷蔵庫の中には・・たくさんのお肉が・・・。
冷蔵庫からお肉を見つけると
すぐに食べさせろといわんばかりに、『お肉!』の連発!!!。
『でもそれは明日なの!』
久し振りの押し問答の末・・・何とか納得し当日を迎えたのでした。
さて、お肉を焼くぞー!!!
参加者の兄弟小3のお兄ちゃんが、鉄板奉行(鍋奉行から)となり大活躍!
アイボもお皿と箸を持ってモリモリ食べています。
偏食のあるA君は(小2)、おいしそうに食べている別のお母さんのお肉を見つめています。
『食べる?』とお肉を差し出され、パクッと一口。
でもすぐに吐き出してしまいました。でもまたお肉を見つめています。
同じことを2度繰り返しましたが、口の中の味を確かめているようでした。
『今度は小さなお肉にする?』
すると、パクッと口に入れ噛みはじめゴクリと飲み込みました。
『うわー!!お肉食べた!!!』 (御母さんの声)
今日はお肉デビューの日になりました。
A君は、“食べたいなぁ〜”というサインを出していました。
目の前で見ていた私も感激です。慌てて写真をパチリ!!
思えば、同じようなことアイボにもたくさんありました。
(この場所でうちは初めて帽子がかぶれた日があったなぁ〜。)
偏食指導とか聞きますが、無理に食べさせるのはまさに拷問です。
感覚や好みの変化は時間がかかりますが、成長の過程で変化していきます。
(中3の現在から振り返って、そう感じます。)
そのあとは、ボランティアさんや家族同士で釣りやサイクリング、アスレチックを楽しみました。(個別になりました!だってみんなやりたいこと違うもの)
T君は魚が釣れたね!(写真撮ったよ〜)
アイボは、荷物を行きも帰りも車まで運んでくれます。
(なかなか頼りになる存在になりました
)
帰りにスーパーに買い物に行くと、どこからか“めんつゆ”を持ってきました。
家のが少なくなっているのを気づいていたの?
最近はうどんにハマっています。
支払を済ませていると、さっとカートを片付けてもくれます。(紳士でしょう〜)
今日は本当に楽しい1日でした。
ボランティアさん、皆さんお疲れ様でした。

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