自閉症の息子と共に歩みながら、沢山の仲間や支援者に支えられてきました。そしてきっと、これからも〜
自閉症の息子と出会い《ジヘイショウ》を知りました。様々な出会い、失敗、成功・・・過去を振り返りながら今を綴ります。そして今、私たちの暮らす社会との架け橋になろうと思います。
【登場人物】アイボ:自閉症(カナータイプ) コアカ:アイボの姉 アカギ:父 ハレハレ:母(管理人)
2008/2/3
WIN WINって皆にとってよい、誰も損をしないということです。
M&A企業買収などの時に、CEOなど経営者が使いますね。
さて、このWIN WINの関係ってとてもいい関係なのです。
サークル“りんくる”を立ち上げたときに、一番願っていたことでしたし、そうなるように心掛けていました。
特に障害児の親が頑張るってことは、それなりに大変です。
ボランティアさんの応援もありましたが、そこにいる誰もが眼に前のお子さんを温かく見守らなくては、暖かい輪は出来ません。
どの活動をしても同じことです。
特に、集団から孤立してしまう自閉症を対象に活動を始めましたので、かなり気配りをしました。
集団て、大体できる子が中心になりませんか?
参加できない子は、蚊帳の外。
なら、できない子のための集団というか、行き場所があってもいいかなと考えました。
アイボもその一人です。
楽しめる活動とは、いったい何だろうか?・・・伝わる活動や、やれた!実感を与えようと考えます。
そのことは、当時のメンバーにも十分伝えていましたが・・・???
それでも、参加者の親は、『うちの子を優先させて!』『うちは、高機能だから・・』『言葉のあるいい子ちゃんは、いいよね』・・・・。
誰もが地球は、自分中心に回っているのでしょうね。
当時配布した文章に、“障害の重さは、苦労の重さとは違います。
みんな我が子を思う気持ちは同じです。”なんて書いていました。
親が運営しているからこそ、参加者にも支えてもらわないと難しい。
心の壁を無くしたいと考えていました。
WIN WINと云う考え方は、スタッフにも無理をさせないということにも、つながっていました。
そういえば、その頃スタッフに『あなたは、母親の考え方より、経営者みたい』と云われていました。
何よりも、我が子たちを幸せにするためには、たくさんの理解者や支援者が、地域に必要なのです。
まずは、自分から理解者になる努力から〜でしょうね。

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