寂しくなりましたね。。。
巣ごもり継続中です。
仕事先も一か月休業が決まり、収入も絶たれております(^_^;)
行く予定だったLIVEチケットも払い戻したし、今は静かにしているだけですねー。
まぁ、そこはともかく。
この時にしか出来ないことを楽しみましょう♪
で、
今日観た映画はこれ。。
★「転校生」
(1982/日/監:大林宣彦)
>https://eiga.com/movie/37980/
合掌。。。
さすがに聴いた時はショックで、言葉が出ませんでした。。。
肺がんで余命宣告されていながら、新作を制作されていたとか。。
>https://www.cinematoday.jp/news/N0115338
元祖「入れ替わってる!」です。
♪君の前前前世から〜
みたいなー。
80年代文化に衝撃を与えた名作です。
原作は今で言う「ライトノベル」ですが、当時は「ジュブナイル」と呼ばれていました。
言わずと知れた「尾道三部作」の第一作。
久しぶりにきちんと観ました。
意外と覚えてないシーンもあり、新鮮でした。
※多分、今まで観てたのは地上波放映版(エアチェック)で、今回観たのがCS放送版だったので、ノーカットだったのかと。。
純粋な青春SFなワケですが、今観ると「性差」とかフェミニンとか色々含んでる映画ですね。
昭和なだけに「男の子らしさ」「女の子らしさ」がやたらと出てきます。
性反転してからが、余計に性差をハッキリさせるために性格を誇張してる感じですね。
いわゆる「聖地巡礼」は、これが日本最初です。

兄貴の読んでる本が「STARLOG」。後ろに貼ってるポスターが「ダーティペア」と……当時のサブカルチャー(後のオタクカルチャー)がこっそりと散りばめられてますね。

この頃の「SF」ってサブカルの最先端でしたね。
後ろの女性カメラマンの持ってるのが「フジカ ZC-1000」。
特撮好き御用達の高性能8mmカメラで、ものすごく高額でした。
ちなみに、ボクは高校の頃は「映画研究部」で、大学では「SF研究会」でした。
ボクたちの青春だった80年代です。。。
嗚呼。。。
80年代は遠くなりにけり。。。
★「さびしんぼう」
(1985/日/監:大林宣彦)
>https://eiga.com/movie/36713/
尾道三部作の3作目。
邦画ファンタジーの名作。
これも久しぶりに鑑賞。

最初に観た時に、涙が溢れすぎて「あ、これ観たらアカンやつや」と思って何年も自分の中で封印してました。。。
……なんというか、一番の急所を突かれる映画なので。(^_^;)
年頃の男の子に観て欲しい。。。。あ、女の子も。
絶対に観て欲しいと思うから、ネタバレしたくない。。(^_^;)
……そう、オバサンやオカンも、かつては乙女だったし、
そして、いつか自分の息子にその想いを重ねる。。。

「転校生」と同じ顔ぶれで、今度は樹木希林と小林聡美が親子役で出てくるけど、これがあまりにソックリで(笑)、巧いなあーと思う。
これが遺伝だってセリフにはあるけど。
フェリーを降りて向島の坂を二人で登ってゆくところ。
実はここのシーン、青春の切なさや想いが溢れていて、自分の遠い青春の記憶と重なって来る。。
そういや、高校生の頃、某グループの左端のコに似た彼女とこんな風な淡いデートしたなあーとか、とても素敵な思い出で、壊したくないあのひと時の感情とかを、ふと思い出す。。。
ラストシーンで、坊主になり読経をあげる(大人になった)ヒロキの隣室でショパンのピアノ曲を弾いてるのがヒロキの娘で。
……そう、男の子だって、自分の娘に若い頃の想いを重ね、それを無意識に受け取って娘は育つ。。
多分、大人になってからの方がこの映画は響くのかも知れないけど、でも若いうちに一度は観ておいて欲しい。。
で、大人になってから、もう一度ちゃんと観て欲しい。
大林監督。。。
素晴らしい映画の数々をこの世に遺していただいて、本当にありがとうございました。
あ、ちょっとNHK朝ドラ「てっぱん」(=「さびしんぼう」を意識して作られた、尾道が舞台のドラマ)が観たくなった。。。
PS.
こういうファンタジーがお好きな方。
こういうのもいかが?
巣ごもりの時期のおヒマつぶしにでも。。
※クリエイティブサークル「OIDROID」で制作予定だった映像作品の台本。
>http://f-hakase.cool.coocan.jp/alice/alice_in.htm
※こちらは拙作です
>http://f-hakase.cool.coocan.jp/alice/toshi.pdf
PS.
えーっと。
リトグリ代々木第一体育館LIVEに関しては、また後日。
まだドキュメントも観てないし。。
また、ゆっくりと。(^_^;)
PS.
大阪の吉村知事。
シンプルな言葉だけど、心には響きました。
「2週間先の未来は、変えられる!」
>https://twitter.com/i/status/1247517477468114951
そして、サッカー三浦知良選手。
>http://www.kazu-miura.com/column/detail/?article=301
これ、素晴らしい!
泣けた!
さすがキングカズは言うことが違う。
動かないで批判だけしたり
無意識に悪い情報をだだ流ししたりしてる連中とは
全然違う。。。
曰く
>「すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。
>「戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。
>「「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。
>「自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。
素晴らしい言葉。
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仕事先も一か月休業が決まり、収入も絶たれております(^_^;)
行く予定だったLIVEチケットも払い戻したし、今は静かにしているだけですねー。
まぁ、そこはともかく。
この時にしか出来ないことを楽しみましょう♪
で、
今日観た映画はこれ。。
★「転校生」
(1982/日/監:大林宣彦)
>https://eiga.com/movie/37980/


合掌。。。
さすがに聴いた時はショックで、言葉が出ませんでした。。。
肺がんで余命宣告されていながら、新作を制作されていたとか。。
>https://www.cinematoday.jp/news/N0115338
元祖「入れ替わってる!」です。
♪君の前前前世から〜
みたいなー。
80年代文化に衝撃を与えた名作です。
原作は今で言う「ライトノベル」ですが、当時は「ジュブナイル」と呼ばれていました。
言わずと知れた「尾道三部作」の第一作。
久しぶりにきちんと観ました。
意外と覚えてないシーンもあり、新鮮でした。
※多分、今まで観てたのは地上波放映版(エアチェック)で、今回観たのがCS放送版だったので、ノーカットだったのかと。。
純粋な青春SFなワケですが、今観ると「性差」とかフェミニンとか色々含んでる映画ですね。
昭和なだけに「男の子らしさ」「女の子らしさ」がやたらと出てきます。
性反転してからが、余計に性差をハッキリさせるために性格を誇張してる感じですね。
いわゆる「聖地巡礼」は、これが日本最初です。


兄貴の読んでる本が「STARLOG」。後ろに貼ってるポスターが「ダーティペア」と……当時のサブカルチャー(後のオタクカルチャー)がこっそりと散りばめられてますね。


この頃の「SF」ってサブカルの最先端でしたね。
後ろの女性カメラマンの持ってるのが「フジカ ZC-1000」。
特撮好き御用達の高性能8mmカメラで、ものすごく高額でした。
ちなみに、ボクは高校の頃は「映画研究部」で、大学では「SF研究会」でした。
ボクたちの青春だった80年代です。。。
嗚呼。。。
80年代は遠くなりにけり。。。
★「さびしんぼう」
(1985/日/監:大林宣彦)
>https://eiga.com/movie/36713/
尾道三部作の3作目。
邦画ファンタジーの名作。
これも久しぶりに鑑賞。


最初に観た時に、涙が溢れすぎて「あ、これ観たらアカンやつや」と思って何年も自分の中で封印してました。。。
……なんというか、一番の急所を突かれる映画なので。(^_^;)

絶対に観て欲しいと思うから、ネタバレしたくない。。(^_^;)
……そう、オバサンやオカンも、かつては乙女だったし、
そして、いつか自分の息子にその想いを重ねる。。。


「転校生」と同じ顔ぶれで、今度は樹木希林と小林聡美が親子役で出てくるけど、これがあまりにソックリで(笑)、巧いなあーと思う。
これが遺伝だってセリフにはあるけど。
フェリーを降りて向島の坂を二人で登ってゆくところ。
実はここのシーン、青春の切なさや想いが溢れていて、自分の遠い青春の記憶と重なって来る。。
そういや、高校生の頃、某グループの左端のコに似た彼女とこんな風な淡いデートしたなあーとか、とても素敵な思い出で、壊したくないあのひと時の感情とかを、ふと思い出す。。。
ラストシーンで、坊主になり読経をあげる(大人になった)ヒロキの隣室でショパンのピアノ曲を弾いてるのがヒロキの娘で。
……そう、男の子だって、自分の娘に若い頃の想いを重ね、それを無意識に受け取って娘は育つ。。
多分、大人になってからの方がこの映画は響くのかも知れないけど、でも若いうちに一度は観ておいて欲しい。。
で、大人になってから、もう一度ちゃんと観て欲しい。
大林監督。。。
素晴らしい映画の数々をこの世に遺していただいて、本当にありがとうございました。
あ、ちょっとNHK朝ドラ「てっぱん」(=「さびしんぼう」を意識して作られた、尾道が舞台のドラマ)が観たくなった。。。
PS.
こういうファンタジーがお好きな方。
こういうのもいかが?
巣ごもりの時期のおヒマつぶしにでも。。
※クリエイティブサークル「OIDROID」で制作予定だった映像作品の台本。
>http://f-hakase.cool.coocan.jp/alice/alice_in.htm
※こちらは拙作です
>http://f-hakase.cool.coocan.jp/alice/toshi.pdf
PS.
えーっと。
リトグリ代々木第一体育館LIVEに関しては、また後日。
まだドキュメントも観てないし。。
また、ゆっくりと。(^_^;)
PS.
大阪の吉村知事。
シンプルな言葉だけど、心には響きました。
「2週間先の未来は、変えられる!」
>https://twitter.com/i/status/1247517477468114951
そして、サッカー三浦知良選手。
>http://www.kazu-miura.com/column/detail/?article=301
これ、素晴らしい!
泣けた!
さすがキングカズは言うことが違う。
動かないで批判だけしたり
無意識に悪い情報をだだ流ししたりしてる連中とは
全然違う。。。
曰く
>「すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。
>「戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。
>「「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。
>「自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。
素晴らしい言葉。

2020/4/17 0:10
投稿者:はかせ
2020/4/17 0:02
投稿者:ぽこぺん
「緊急事態宣言」出ているのに出勤している、ぽこぺんです。大林宣彦さんとうとう亡くなられましたね。「余命3か月」宣告から3年。頑張ったというか、でも寂しいです。尾道三部作以外にも「彼のオートバイ、彼女の島」「四月の魚」やMV高橋幸宏「A FRAGMENT」等本当に色んな作品と触れ合えて思い出がありすぎます。ご冥福をお祈りします。
≫本当に色んな作品と触れ合えて思い出がありすぎます。
そうなんですよねー。
意外とマイナーな作品にも良いのが多いんです。
今、新尾道三部作の「ふたり」がすごく観たいんですが、手元に無くて。。
体調がお悪いと聞いてましたし、車イス姿での活動など痛々しいお姿も拝見してまして、覚悟はしてたんですけどね。。。
素晴らしい作品の数々を遺していただいて、今は感謝しかないです。
https://star.ap.teacup.com/hakaseslog/