1972/7/15
ゴットファーザー
The Godfather
監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:マリオ・プーゾ フランシス・フォード・コッポラ
原作:マリオ・プーゾ
音楽:ニーノ・ロータ
配給・パラマウント映画
公開:1972年7月15日
上映時間:177分
製作国:アメリカ合
出演者:
マーロン・ブランド ヴィトー・コルレオーネ
アル・パチーノ マイケル・コルレオーネ
ジェームズ・カーン ソニー・コルレオーネ
ロバート・デュヴァル トム・ヘイゲン
リチャード・カステラーノ ピーター・クレメンザ
エイブ・ヴィゴダ サルバトーレ・"サル"・テシオ
レニー・モンタナ ルカ・ブラージ
ジャンニ・ルッソ カルロ・リッツィ
ジョン・マルティーノ ポーリー・ガットー
ジョー・スピネル ウィリー・チッチ
トム・ロスキー ロッコ・ランポーネ
リチャード・ブライト アルベルト・"アル"・ネリ
ジョン・カザール フレド・コルレオーネ
解説: マフィアの世界を克明に描きベストセラーとなったマリオ・プーゾの同名小説をフランシス・コッポラが映画化した一大叙事詩。シシリーからアメリカに移住し、一代で財を成したドン・コルレオーネ。三男のマイケルはひとり堅気な人生を送ろうとしていたが、敵対するファミリーにドンが襲われ重傷を負った時、彼は報復を決意する。そしてニューヨークは抗争の場と化していった……。<allcinema ONLINEより>
ストーリー::第二次世界大戦終戦直後の1945年。ニューヨーク五大ファミリーの一角で、最大の勢力を誇るイタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」の邸宅では、ドン・コルレオーネ(ヴィトー)の娘コニーの結婚式が盛大に開かれていた。ドンには他に3人の息子と1人の養子[2]がおり、その中で末弟であるマイケルはただ一人裏社会には入らずに大学を経て軍隊に入り、戦場での活躍で英雄扱いを受けていた。式に参列したマイケルは婚約者のケイを家族に紹介し、祝福される。その華やかな雰囲気の一方で、ヴィトーは執務室にて娘をレイプされた葬儀屋の男の請願を受け、困惑しながらもその報復を部下に指示する。また、自らが代父となった歌手のジョニーの頼みを受け、息子であり組織の弁護士かつ顧問(コンシリエーレ)であるトムを介して、ジョニーを干そうとしていたプロデューサーのウォルツを脅し、彼が大事に育てていた雄馬の首を切り取り、彼のベッドへと放り込む。
ある日、五大ファミリーのタッタリア・ファミリーの客分で麻薬密売人のソロッツォが政治家や司法への人脈も厚いコルレオーネ・ファミリーに麻薬(ヘロイン)の取引を持ちかけてくる。麻薬取引を硬く禁じるヴィトーは拒絶するが長男で跡継ぎ(アンダーボス)のソニーは乗り気であったことから、ソロッツォ(及びタッタリア)は、邪魔なヴィトーを消せば取引は可能と考えヴィトー襲撃事件を引き起こす。しかし、ヴィトーは昏睡状態となるも一命を取り留めたため、ソロッツォの思惑は外れ、報復を訴えるソニー指揮の下で、コルレオーネとタッタリアの激しい抗争が始まる。その中で未だ意識の戻らない父の見舞いに病院に来たマイケルは様子がおかしいことに気づき、機転を利かせて見舞いのパン屋と共に、父をタッタリアの襲撃者から守る。これにはタッタリアに依頼されたマクラスキー警部も関与しており、目論見が失敗したことに怒り、警部はマイケルの顔面を殴りつける。怒りに燃えるマイケルは裏社会に入ることを決意し、兄ソニーや父の盟友で幹部(カポ・レジーム)のクレメンザやテシオに直談判し、ソロッツォとマクラスキーの暗殺を敢行する。そして、マイケルはケイに黙って組織と縁が深いシチリア島へ高跳びする。
その後も抗争は熾烈を極めるが、コルレオーネ・ファミリーはソニー指揮の下でタッタリアに大損害を与え、タッタリアの跡継ぎブルーノの殺害にも成功する。コルレオーネの勝利が間近と見られていたが、そんな折に、ソニーは妹コニーがその夫で義弟のカルロより日常的に暴力を受けていることを知って激しく怒り、一人屋敷を飛び出してしまう。その隙を狙われ、ハイウェイの料金所にてソニーは機関銃の掃射を浴びて無残に殺される。一方、シチリア島で現地の美女アポロニアと結婚し安穏とした生活を送るマイケルにも敵の手が伸び始めており、護衛役のファブリツィオの裏切りでアポロニアが爆死する。
意識を回復するもまだ体調は万全ではないヴィトーは息子ソニーの死にショックを受けつつ、タッタリアとの手打ちを決める。コルレオーネに次ぐ勢力を誇るバルジーニが仲介役となって五大ファミリーの会合が開かれ、その場でヴィトーは麻薬取引を部分的に認めつつ、残る息子マイケルの身の安全を要求し、タッタリアとの講和が結ばれる。その帰途、ヴィトーはトムに今回の騒動の黒幕はバルジーニだと指摘する。
ヴィトーは帰国したマイケルを正式にファミリーの跡継ぎにすることを決め、自らは相談役として退く。若く新参のマイケルに不安を覚える部下たちも多い中、マイケルは5年以内にファミリーを合法化して一部のシマは譲ると言い、また有能だが平時の人材とする義兄トムを遠ざけ、義弟カルロを重用する。加えてマイケルはケイと再会して結婚し、2人の子供をもうける。しかし、コルレオーネ・ファミリーは落ち目だと内外にみなされ初めており、ラスベガスを新天地とする構想は、ラスベガスの有力者で、次兄フレドを預かっているモー・グリーンとの対立で破綻する。また、死期を悟ったヴィトーは、マイケルに自分の死後にバルジーニが動き出すだろうと忠告し、さらに彼との会談を持ちかけてきた者が裏切り者だと指摘する。間もなくヴィトーは心臓発作で亡くなり、その葬儀の場でテシオがバルジーニとの会談を持ちかけてくる。マイケルは会談の日を自らが代父(ゴッドファーザー)となる妹コニーの息子の洗礼式の日と定める。
洗礼式当日。マイケルは信頼するロッコやアル・ネリらに命令を下し、バルジーニを含めたニューヨーク五大ファミリーのドン全員と、モー・グリーンの同時暗殺を実行する。さらにテシオを粛清し、ソニー暗殺に加わっていたカルロも粛清する。
数日後。コルレオーネ邸ではコニーが酷く取り乱しており、洗礼式の日にその父親(カルロ)を殺したこと、そもそも初めから殺すために手元に置く目的で重用していたことなどを指摘し、兄マイケルを人でなしと罵る。それを聞いて心配になるケイは事実かとマイケルに問うが、彼はこれを否定する。表面的には安堵の顔を浮かべるケイであったが、新たなカポ・レジームがマイケルにドンとして忠誠を誓うところを彼女が眺めるシーンで物語は終わる。<Wikipediaより>
(^-^)V★★★★☆
イタリア系マフィアの抗争と家族の壮大な物語 アル・パチーノが若々しく瑞々しい。
1975年 日本公開 ゴッドファーザー PARTU
1991年 日本公開 ゴッドファーザー PARTV
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