1989/10/7
カミーユ・クローデル
CAMILLE CLAUDEL

上映時間: 150分
製作国:フランス
劇場公開:デラ=ヘラルド・エース=シネマテン=フジテレビ提供/ヘラルド・エース=ヘラルド)
初公開年月:1989/10/07
ジャンル:ドラマ/ロマンス/伝記
監督:ブルーノ・ニュイッテン
原作:レーヌ・マリー・パリス
脚本:ブルーノ・ニュイッテン マリリン・ゴールディン
出演:カミーユ・クローデル - イザベル・アジャーニ: 彫刻家。
オーギュスト・ロダン - ジェラール・ドパルデュー: カミーユの師匠で恋人。
ルイーズ=アタネーズ・クローデル - マドレーヌ・ロバンソン: カミーユの母。
ポール・クローデル - ロラン・グレヴィル: カミーユの弟で最大の理解者。
ユージン・ブロ - フィリップ・クレヴノ: 画廊主。
ジェシー・リップスコム - カトリン・ブアマン: カミーユの友人。イギリス人。
クロード・ドビュッシー - マキシム・ルルー: 作曲家。
ローズ・ブーレ - ダニエル・ルブラン: ロダンの内縁の妻。
リメ - ジャン=ピエール・サンティエ
モーハルト - ロジェ・プランション
ルイーズ・クローデル - オーレル・ドアザン: カミーユの妹。
ヴィクトワール - マドレーヌ・マリー
ルイ=プロスペール・クローデル - アラン・キュニー: カミーユの父。
解説:フランスの女性彫刻家カミーユ・クローデルの生涯を描いた伝記映画である。カミーユの弟ポール・クローデルの孫レーヌ=マリー・パリスの書籍を原作としている
1885年、パリ。才能を認められ、彫刻家ロダン(ドパルデュー)の弟子となったカミーユ・クローデル(アジャーニ)は、やがて内縁の妻ローズという存在がいるのに、彼と愛し合うようになる。妊娠し、結婚を迫るが、ロダンはローズと別れられず、失意のカミーユは彼の元を去る。流産し、それを振り払うように創作に没頭、次第に評価を得るも貧困は続く。愛を無くした心の隙間には猜疑心と憎悪が住み着き、徐々に精神のバランスを失っていく。あれほど愛したロダンすら憎しみの対象となり、遂には発狂し、精神病院に入れられる。その後、死ぬまでの30年もの間、彼女が病院を出ることはなかった。
情熱の才媛、クローデルをアジャーニが熱演(ベルリン国際映画祭主演女優賞)だが、この(不必要な)長尺の間、徹頭徹尾ストーリーは陰鬱。舞台であるパリの空は、ロンドンのそれの如く重く雲が立ち込めている。
<allcinemaより>
(^_^)/★★☆☆☆
ロダンに巡り会わなければ、こんな悲惨な人生をおくることはなかったのにと、煮え切らないロダンが恨めしく思えてしまう。
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