2002/2/23
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
Hedwig and the Angry Inch

製作年度 : 2001年
製作国:アメリカ
上映時間:1時間32分
公開年度;2002/2/23
ジャンル : Music/ミュージカル
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
監督・脚本:John Cameron Mitchell
音楽:Stephen Trask
美術:Therese DePrez
衣装デザイン:Arianne Phillips
キャスト
ヘドウィグ:ジョン・キャメロン・ミッチェル
スキシプ:スティーヴン・トラスク
イツァーク:ミリアム・ショア
トミー:マイケル・ピット
フィリス:アンドレア・マーティン
解説:男性から性転換したロック・シンガーの数奇な半生を描く、オフ・ブロードウェイで大ヒットしたロック・ミュージカルの映画化。ブロードウェイで監督・脚本家としても活躍する俳優ジョン・キャメロン・ミッチェルと、作詞・作曲を手がけるスティーヴン・トラスクとのコラボレーションにより生まれた。
ストーリー:1961年に旧東ドイツに生まれた少年ハンセルは、自由の国アメリカに渡りロックスターになるのが夢だった。彼は幼少時に母親からプラトンの魅惑的な「愛の起源」の物語を聞かされる。以来、彼は自分の“カタワレ”を見つけようと心に決めた。そんなある日、一人のアメリカ兵と出逢う。アメリカ兵との結婚の道を選んだヘドウィグに待ち構えていたのは、アメリカへ渡るための“性転換手術”だった。手術を受けたハンセルの股間には手術ミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。その後、ヘドウィグを名乗り渡米を果すが離婚、ベビーシッターなどをして暮らしていたが、次第に少年時代に抱いていたロックへの情熱を取り戻しロックバンドを組む。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぎロックをも教え込むが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて2番目の夫イツァークと共に、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。やがてトミーに再会。トミーが引き起こした交通事故をきっかけに一夜にして二人の関係はマスコミに知れ渡る。そして遂にニューヨークデビュー公演となり告白ショーパフォーマンスが始まる。激しいロックのビートの底に流れるのは「自分探し」という普遍的な人間の姿。
そんな中、トミーはヘドウィグに向けてオリジナルのラヴソングを歌う。やがてヘドウィグは、ありのままの自分が完全な存在であることに気づくのだった。
V(^_^)V★★★★★
全ての曲が素晴らしい!!
1994年 : 地元のクラブ「スクィーズ・ボックス」でその原型であるパンクロック・ナイトを披露。
1997年 : NYウェストビレッジのオフ・ブロードウェイの劇場「ウェストベス・シアター」に進出。
1998年 : 続演のためホテルのボールルームを改装して作られた新しい劇場、ジェーン・ストリート・シアターに移り、2年間のロングラン公演となる
2001年:舞台同様ジョン・キャメロン・ミッチェルが主演・監督・脚本を手がけ映画化される
サンダンス映画祭最優秀監督賞、最優秀観客賞、
同年ベルリン国際映画祭テディ・ベア賞、
同年ドービル映画祭グランプリ、
最優秀批評家賞、最優秀新人監督賞、
同年サンフランシスコ国際映画祭最優秀観客賞、
同年シアトル国際映画祭最優秀主演男優賞ほか受賞
2002年:日本で映画公開され大ヒット
2004年:三上博史主演で日本版の舞台が公演される
2005年:三上博史主演で再演される
2006年:LAのハリウッド・サンセット・ストリップにある「THE ROXY」という歴史のあるライブハウスで、オリジナル版のジョン・キャメロン・ミッチェルに代わり、ドノバン・レイチがヘドウィグを演じ話題を呼ぶ
2007・2008・2009年:山本耕史主演で日本版の舞台が公演される
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