28日は土曜日だが,翌日曜日の運動会準備も兼ねて,平日と同じ授業。
親は休みなのに,子供たちは登校というのも変な感じ。それはともかく…。
父と母は午後から外出することにした。ただ,K太にもT子にも何も言っていなかったので,二人が戻ってから一緒にお出掛けするかどうか決めさせようと帰りを待っていた。
T子は定刻通り帰宅。しかしK太がなかなか帰ってこない。
そして事件は下校時に起こった!
「もう着くだろうけど,車で迎えに行こう」と家をでたら案の定,すぐに3年生集団を発見。だが,
「あれ…?K太が,いない!」
車を止めて
「K太はどうした?誰か知らない??」と聞くと,お友達が
「K太さんが石蹴りをしていた石が私の足に当たったの」「それを注意したら黙っちゃって動かんようになった」「それで,通学路からはずれてあっちの川のほうに行った」と口々に教えてくれる。
石が当たったという子に
「ごめんな,おじさんからもK太に注意しておくから」と,とりあえず謝ってから,教えられた川(田んぼの用水路)の方へ車を走らせる。
すると…。
いた!
「K太!そんなところで何しとるっ!!」と声を掛けると…
明らかに
(げげっ!(-_-;)まずいところをみつかっちゃったよ)という顔。
まずはK太から何でこんなところにいたのか事情聴取。
K太の主張:「石をぶつけたのはわざとじゃないって謝ろうとしたけど聞いてくれんかった」「K太さんはいけん子だ,と言われた」「それで一緒に帰りたくなくなって道草をした。」
ひととおり,話を聞いてから,車の中でしばらく説教する。
「わざとじゃなくても石をぶつけたなら,ごめんなさいと謝るのが先」
「それを注意されて,逆にすねてしまうのは反省していないのと同じ」
「そして一人で通学路を外れて道草をしたことは一番悪いこと」
と言い聞かせてようやく帰宅。
しかし,K太のしたこと(石蹴り,道草)は自分にも身に覚えがあることばかり。K太の気持ちはよくわかる!よくわかるんだけどねぇ…。

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