この日,いつもK太たちが遊んでいる広場で「
とんどさん」があった。
我が家も昨年までの御札を持って行った。K太とT子も後からついて来た。
お祖父さんはいつも
「
とんどさんの火で餅を焼いて来い。その餅を食べたら1年間,風邪を引かないから」と言う。
まぁ,そういう風習もかつてはあったらしい。今はそんなことをする人(餅を持参してくる人)は,実はひとりもいない。
神主さんの祈祷のあと,山と詰まれた御札やしめ縄に火がつけられる。
火はかなりの高さまで上がる。煙もすごい。(T子は風下にずっといたらしく,このあと一日中髪の毛が煙り臭かった)
しばらくすると,
お神酒や
お菓子(生姜せんべい),
みかんが振舞われる。
私もお神酒を頂き,お菓子ももらう。みかんも家にたくさん残っているけどとりあえず,もらえるものはもらう。縁起物(?)だし…。
子ども達もみかんやせんべいをもらったようなので
「
じゃあ,帰ろっか」と家に戻った。この間30分くらいか。
取り立てて大げさでも,派手でもない,型通りの行事なのだけれど,こういうのも無いよりはあった方がいいのだろう。
そんなことを思った日曜日の午後でした。

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