
17日の夕方に太陽で大規模フレアが発生したようだ。
情報通信研究機構が磁気嵐などの発生予報を出した。
続いて17日午後9時26分、
JSATの通信衛星が姿勢を崩してしまった。原因は発表されていないが、太陽フレアの影響はなかったのだろうか。
(その後、、
姿勢制御スラスタ1個に不具合が発見された)
Copyright "SOHO (ESA & NASA)"
画像はSOHO衛星動画からキャプチャ。中央やや右上のフレアが震源?らしいが・・・あら綺麗(^^;)
以前、しし座流星群のときに聞いた話しだが、
フレアの影響が心配される場合は、パネルを折りたたんだり、放射線に対して堅牢な面をフレアに向けるなどの姿勢制御を行なうことが稀にあるらしい。中継中の通信衛星がそんな器用なことができるのか知らないが、やろうとして間に合わなかったのか、それともたまたま姿勢制御中のトラブルだったのか、ちょっと知りたいところだ。
そういえば、15日深夜はテレビの受信状態が妙に悪かった
情報通信研究機構の「経過」を読むと、ここ数日太陽フレアが活発だったみたいだ。普段あまり気にすることのない「目に見えない嵐」だが、情報通信網が発達すればするほど、そしてCPUやメモリーが高集積化・低電圧駆動化されるほど目に見える被害になって現れるのかも。間違いなく昔よりも未来のほうが被害が大きい。
過去、最も知られている最大の被害でも1989年のカナダ大停電らしい。となると何百年以上のサイクルではどれほどの大規模フレアが発生してどんな被害になるかなんてわかっちゃいないんだろうな。
昔は羅針盤が狂う程度だったろうし。

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