カミさんとの電話での会話
『レッド(息子:高1)がね、成績上がったらゲーム買ってって』
「またゲーム? 成績上がったって進歩しねぇぞ」
『ダメって言いますか?』
「いや、OK。シブシブだぞ、シブシブ!」
『えーと、欲しいのはねぇ』
「新しいスーパーロボット大戦」
『あたりっ! なんで知ってるの?』
「随分前からメッセンジャの名前の後ろが『スパロボキター!』になってる」
『レッドが友達と映画観に行くって』
「何観るって?」
『当ててみる?』
「・・・んーとゼータ・・・いや、電車男」
『あたりっ!』
「誰と?」
『いつものお友達』
「情けな・・・映画は女の子とじゃないと禁止にしようか」
『そう言ったよ。冗談だけどね』
「炊飯器買おうかな」
『・・・無駄じゃない?』
「炊飯器ぐらい1個余計にあったっていいじゃないか」
『じゃなくって』
「なんだよ」
『頑張ってご飯炊いてみるじゃない?』
「うん」
『いっぱい食べるよね』
「うん」
『でも残るじゃない?』
「うん」
『次の日の朝食べるの?』
「・・・う、うん・・・多分」
『帰ってきたら、フタ開けて洗う?』
「・・・」
『夜遅くなっちゃって疲れて寝ちゃったら?』
「・・・」
『また次の日の朝は?』
「・・・」
『ちゃんとできる?』
「・・・いらない」

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