香川県内の太極拳愛好者らの拠点となる県太極拳協会直営の教室「牟礼スタジオ」が4月、高松市牟礼町にオープンした。中四国で最初に指導員の最高資格を取得した同協会の図子幸子会長(51)=同市六条町=が自ら指導にあたり、広く市民への普及に努める。図子会長は「体によく、幅広い年齢で楽しめる生涯スポーツ。魅力をもっと市民に伝えたい」と話している。
太極拳は、中国武術としてだけでなく、ゆったりとした動きと深い呼吸で心身を鍛えることができる健康法として、近年、中高年女性を中心に人気を集めている。県内でも愛好者らが年々増加。現在、10―80歳代の700人以上が太極拳に親しんでいるという。
同スタジオでは、初心者から上級者、指導員育成コースまで14教室を開設。基本の手型や動作などを学ぶ「一般コース」のほか、長さ約1メートルの剣を持って基本動作を行う「剣法」、2人1組になって攻撃と防御技術を習得する「推手(すいしゅ)」などのコースがある。
受講生は随時募集している。問い合わせは同協会事務局〈087(848)2253〉。
出典:四国新聞

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